「ウオトシ御食事処」で絶品定食ランチ!煮付けの魚は…グチ?【広島三原旅】

旅行記

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています

2日間の広島三原旅。
初日は”三原駅周辺を巡る旅“をテーマに、駅からあまり離れなくとも楽しめる市内の見どころを巡ることにしました。

三原駅の構内にある観光案内所で欲しい情報を手に入れた後は、いざ三原市内巡りへ!といきたいところでしたが、すでに昼時になっていたためお腹が減っておりました。
ということで、最初の目的地へ向かう前に腹ごしらえをすることに。

向かったのは「ウオトシ御食事処」。
実は今回、三原駅周辺のおすすめの店をいくつか教えてもらっていたのですが、「ウオトシ御食事処」はそのうちのひとつでした。

いただいたのは、ランチメニューのひとつ「おまかせ魚の甘辛煮」。
料理が運ばれてきた後に、このお任せの魚って何の魚ですか?と聞いてみると、かえってきた答えが”グチ“。

おおお、”グチ”なんて魚は知らぬ。魚好きだから知っているほうなのに……地方名かなんかかしら。
疑問に思いつつもその魚はおいしく、定食自体が950円とは思えないくらいの質と量。現地の方との交流で人の優しさにも触れることもでき、満足の昼食となったのでした。

三原でのランチにおすすめのウオトシ御食事処

東京から新幹線に乗って訪れた三原駅。

早朝に自宅を出て、品川駅からの新幹線に乗った後に車内販売で弁当を買って食べたのですが、品川駅から三原駅まで約4時間かかったので三原駅に着いたのは昼前。

三原駅に着いた後、駅横にある三原城跡に立ち寄ったり、観光案内所で話を聞いたりしていたら、あっという間に昼飯時になってしまいました。
ということで向かったのが、「ウオトシ御食事処」。

三原駅から徒歩5分!駅近のウオトシ御食事処へ

「ウオトシ御食事処」の住所(広島県三原市城町2-3-9)を入れてマップアプリで調べてみると、徒歩5分ほどのようなので歩いて向かうことに。

三原駅の南口を出た後は、線路沿いを東へと進んでいきます。
途中少しだけ南に行き路地を入って行くわけですが、土地勘がないのであればマップアプリなどを使ったほうが確実です。

「ウオトシ御食事処」のある通りには、同じくイオンもあるので目印にするとわかりやすいかもしれません。

こちらが「ウオトシ御食事処」。
割合ひっそりとした佇まいだなぁと眺めていたのですが、その間にも次から次へとお客さんが入って行くので、慌てて僕も中に入りました。

店内にはカウンター席と座敷席があります。
ちなみに、僕が訪れたのは平日の昼。僕が席に着いてからも取っ替え引っ替えお客さんがやってきました。ランチ人気が高いことが伺えます。

右端に1席だけ空いていたカウンター席に着席。
夜営業もしているので、カウンター前には酒が並びます。

隣には僕のすぐ前に店に入ったご夫婦が座っておりました。地元の方なのでしょう。カウンターの左端にいる人と知り合いだったようで、料理を待つ間会話しておりました。
地元の人が通うお店なんですね。期待できます。

席に着くとランチメニューが渡されます。「本日の日替り定食」ということで、手書きでメニューが書かれていました。
メイン料理を一品選び、さらにはタコめし・タイめし・バラ寿司・白ごはんから選ぶ形となっています。

さて、メニュー選びですが、どの料理もおいしそうなので迷ってしまいます。
海沿いの街なのでやはり魚介類を使った料理を攻めたいところですが、カンパチ・タイ・イカ・タコ……とどれも魅力的で、あわわわわどうしようといった状態に。

スタッフの方が注文を聞きにきたので、決めかねている状態でしたが「おまかせ魚の甘辛煮」を注文してみることに。何か面白い魚でもきたらいいなという気持ちもありまして。
ご飯はバラ寿司にしてみました。

贅沢定食「おまかせ魚の甘辛煮」!おいしいけどグチって何の魚?

運ばれてきた定食がこちら。
料理がのせられているお盆が大きくてまず驚きました。旅館で宿泊した時に出てくる夕食のような。

この品数でなんと950円。
「おまかせ魚の甘辛煮」をメインに、バラ寿司・刺身・魚のフライ・お新香・冷奴・茶碗蒸し・味噌汁といった布陣。素敵。

では、まずは「おまかせ魚の甘辛煮」から。
箸をいれると身はほろっとした柔らかい白身、クセがなく上品な味わいです。

さて、ここで気になるのがこの魚は何の魚なのか。
見たことあるような気もするのですが、地元でよく食べる魚だとしたら知らないものもあるのかなと思い、店員の方に聞いてみることに。

店員の方は確認をしに店の奥へ……。と、その間に隣のご夫婦の奥様が「ホゴじゃない?」と声をかけてくれました。
ホ、ホゴ?釣りをすることもあり比較的魚は知っているほうなのですが、登場したのは全く知らない名前。

そんなやり取りをしている間に店員の方が戻ってきて出てきた魚の名前がまた知らないものでした。
「グチだそうです」
“ホゴ”のお次は”グチ”。どっちも聞いたことのない名前です。いやはや、面白いですねぇ。

その場では一旦納得することにして後から調べることにしたのですが、翌日に漁師さんと話す機会があったのでグチについて聞いてみました。

どうやら僕の知っている名前でいうと、グチはイシモチのことだそう。
釣り上げた時に浮き袋を使って鳴くそうなのですが、それが愚痴を言っているようなので”グチ”と呼ばれるそうです。

ちなみにご夫婦が教えてくれたホゴはカサゴのことのようでした。
地域が違ければ魚の呼び名も変わる。出だしから面白い体験ができました。

その後もご夫婦と話をしながら、定食を堪能します。
小鉢の刺身も新鮮でクオリティが高くいちいち感動。おいしいです、この定食。

初めて旅先で食べた料理は記憶に残ることが多いので旅にとって大事なのですが、良い店に巡り会えました。
また、隣のご夫婦が話しかけてくれたことで、旅気分も盛り上がってきます。

聞くと、ご夫婦は三原市在住とのこと。食事の後に離島に行こうと思っていたのでおすすめの島について聞いてみると、旦那さんが三原や尾道周辺の島について教えてくれました。僕からすると旦那さんは方言が強くてあまり聞き取れず、理解できたのはだいたい50%くらいでしたが。
ただそれでも、見ず知らずの僕に色々教えてくれる気持ちが嬉しく、旦那さんが時折見せる笑顔に気持ちが和らいでいくのを感じていました。

僕の場合、現地の方の優しさに触れられた時は旅が良い方向に向かっている証拠なんです。

味噌汁には魚のアラが入っていて、魚の出汁がよく効いており、魚の脂が味わい深い旨味をだしていました。
品数の多い定食なのですが、それぞれ一品一品がおいしいんですよ。色々な味が楽しめる、満足度の高い定食です。

おいしかったので、ペロリと平らげました。ボリュームもあるので、お腹いっぱいです。

まとめ

途中、隣のご夫婦が先に店を出て行ったのですが、去り際に「熱中症にならんように楽しんでね!」と声をかけてくださいました。
嬉しい限り……良い出会いとなりました。

料理はといえば、メイン料理である「おまかせ魚(グチ)の甘辛煮」・鮮度の高い刺身・魚の出汁がよく効いた味噌汁などなど、文句なくおいしい定食でした。
三原でランチをいただくのであれば、「ウオトシ御食事処」はおすすめできる店ですよ。

現地での最初の食事は、大満足のランチとなりました。
この後の旅にも良い影響がありそう……。そう思いながら、店を後にしました。

他の「広島旅」の記事はこちらから!

広島
「広島」の記事一覧です。

ウオトシ御食事処

■住所
広島県三原市城町2-3-9

■TEL
0848-64-4984


楽天Kobo電子書籍ストア
¥550 (2024/11/26 07:41時点 | 楽天市場調べ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました