台北の景色を堪能!迪化街→延三夜市方面への淡水河沿い散歩

台湾

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台北旅で記憶に色濃く残っているイメージは、有名な観光地での風景よりも、路地裏で見た町並みや散歩をしていてふと目にした生活が色濃く感じられる景色だった。

今回の旅では、迪化街から延三夜市方面に淡水河沿いを散策したときに見た景色も特に印象に残っているもののひとつ。
河沿いの美しい景色と延三夜市周辺の路地を巡ったときに見た町並みは素敵なものでした。

淡水河沿いの美しい景色と延平北路三段周辺の路地の町並み

迪化街にある永樂布業商場を訪れたあとのこと。

地図を見たところ永樂布業商場の近くに大きな川があることに気付き、川沿いに行ってみることにしました。

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迪化街に訪れる際にも便利な雙連駅から民生西路を西にずっと行くとその大きな川、淡水河(たんすいが)にぶつかります。この辺りは、昔は淡水河の水運を利用した河港として発展していたそうです。今はその面影はあまり感じませんが、なんだか下町のような雰囲気がありますね。

淡水河にある波止場『大稲埕碼頭』

迪化街から淡水河に向かうと、大稲埕碼頭という波止場があります。

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この波止場では、昔は商船が荷物を上げ下げする光景が見られたそうです。

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現在は商船が行き交うことはないですが、船が停泊していたりとその面影は若干ですが残っています。
川を眺める老人やサイクリング途中の方など、いまは憩いの場として利用されているようです。

『台湾コーラ』黒松沙士(ヘイソンサースー)を飲んで一休み

さてさて、早朝から起きて雙連朝市→永樂布業商場と巡り歩き回っていたため、僕らも若干疲れてきました。

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しかもこの日は朝から日差しが強く蒸し暑い。川沿いの木陰で一休みすることにします。日陰でもあちぃー。

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喉が渇いたので近くの自動販売機で飲み物を買うことにします。空港や街中に広告が貼られていて、台湾にきてからずっと気になっていた飲み物があったのですよ。

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これこれ、黒松沙士(ヘイソンサースー)。20元(約66円)。台湾の大手飲料メーカー黒松公司の看板商品で「台湾コーラ」として親しまれているようです。
味はコーラというよりもドクターペッパーに近いですね。最後に湿布っぽい香りがやってきます。湿布フレーバー。
ドクペ好きの僕としては、これは好物です。これも選ばれし者の知的飲料か。いやこれはこっちの話。

暑いなか歩き回っていたので、日陰で冷たいものを飲んでの一休みは回復しますね。青空、川沿い、冷たい炭酸飲料、サイコー。

台湾三大河川の一つである淡水河沿いを歩き台北大橋へ

大稲埕碼頭で一休みしたあとは、延三夜市で有名な延平北路三段方面に向かい、淡水河沿いを散歩してみることにしました。

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大稲埕碼頭近くには天水宮がありますが、その軒先で老人がカラオケを歌っています。早朝から川沿いで大音量のカラオケ。朝から大きな声を出すのは気持ちが良さそう。

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淡水河沿いはひらけていて、風がよくぬけて気持ちがいい。僕らと同じように散歩をしている人やサイクリングを楽しんでいる人、木陰で体操をする人と皆さん思い思いに過ごしています。

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対岸には雰囲気のある佇まいのビル群。後から追加で増築されたような、不思議な造りのものもあって見ていると面白いのです。なんだか心象風景みたいだ。

それにしても淡水河は大きな川ですね。台湾海峡に注ぐ川で、全長約159キロもあるそうです。台湾三大河川の1つ。

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先に見える大きな川に架かっている橋は台北大橋。延三夜市方面へは台北大橋の通りに沿って行くことになります。
暑いのもあると思いますが、ここでは僕ら以外に観光客は見かけませんでした。ゆっくり景色を楽しみながら歩けますね。

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10分ほどのんびり歩いて行くと台北大橋に着きます。川・ビル・橋とどれも個性的で面白い景色だ。

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川沿いの道から台北大橋の上へと階段がかかっていたので上ります。この階段が段の間に隙間があって下が見えるので、橋の上近くになるとかなりの高さでなかなかに怖い。そして橋の上に立っていると結構揺れる。高所恐怖症には怖い。
景色は良くて気持ちは良いのですが、怖いので早めに退散することにします。ここから東に少し歩けば延三夜市で有名な延平北路三段です。

延三夜市がおこなわれる延平北路三段近辺の裏道を歩く

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さて、こちらが延平北路三段。夜になれば延三夜市が開催されて賑わうとのこと。昼間でも道沿いの店はひらいており、人が多く行き交っていました。

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延平北路三段から裏路地に入って散策してみることにします。台湾を歩いているとこいった路地を歩くのが楽しくて仕方がありません。

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先ほどの道のひとつ隣の道ですが、似ているようでそれぞれの建物にまったく違う個性があります。

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歩いていると道幅が大抵狭く家が近い分、その土地の生活がより身近に感じられるように思えます。

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古い建物が多く危うい印象を受けるのですが、なんとも味があって面白い風景。路地を歩いているだけでも興味深い。観光地の風景よりも、こういった景色のほうが強く記憶に残っています。

※動画で旅の雰囲気をお楽しみください!(360°動画)

まとめ

知らない土地に行けば見るものすべて楽しかったりするのですけどね。台湾は僕にとって、特に視覚と嗅覚からの刺激が多い土地でした。

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マンホールを見たって面白いんだ、ってな具合。

ひどく暑かったので正直バテていたのですが、町並みや景色をもっと見たいという欲求にかられて歩き回っていました。とはいえ、歩いてばかりでは体力がもたないので、この後は延平北路三段沿いの店でかき氷をいただいたのでした。
それはまた、次回に。

※記事内では1NTD(新台湾元)を記事執筆時のレートの3.3円で計算しています

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