佛通寺|西日本随一の臨済宗大本山の境内を巡る【広島三原旅】

旅行記

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西日本随一の臨済宗大本山、佛通寺
日本屈指の禅道場として知られる佛通寺。企業などの研修の場として多くの人が訪れる寺院です。

その佛通寺が三原市にあると聞き、広島三原旅3日目に訪れることに。
カーシェアリングの車を利用し、三原駅近くにある宿から佛通寺へと向かいます。

1397年に武将の小早川春平が開基し、僧の愚中周及が開山した佛通寺。
寺があるのは、今もなお深い山の中。まるで日常から遮断されたような場所にあり、空気は清く、境内は気高く高尚な雰囲気です。

三原市の観光について調べると、真っ先にこの佛通寺が出てくる理由がわかりました。
三原駅などからは離れた場所にありますが、三原に行った際にはぜひ訪れたい寺です。

旅先でもタイムズカーシェアリングが便利!車で佛通寺へ!!

妻と2人での広島三原旅。
2日目はレンタサイクルで借りた自転車を持ち込んで、離島「佐木島」を一周。夕食は「お食事処 蔵」 でタコ三昧のタコ釜飯定食を食べて締めくくりました。

さて、3日目の最初の目的地は佛通寺。
神社仏閣巡りが好きな妻が、今回の三原旅で真っ先に訪れたい場所にピックアップしたのでした。

僕らが宿泊していた山根旅館は三原駅近く。三原市の南側です。
三原市の中央辺りにある佛通寺までは距離があるため、車で移動する必要があります。

三原駅より佛通寺行きのバスがあるようなのですが、他にも寄りたいところがあるためタイムズカーシェアリングを利用します。
日頃から利用しているカーシェアリングですが、こうやって旅先でも気軽に使えるのが便利ですね。

使ったのは三原港前のタイムズ。
宿から徒歩5分くらいの場所にあったため、ストレス無くすぐに利用できました。

三原市の南側の海沿いから、中央部の山間地帯へ。
三原駅→佛通寺はバスで所要時間40分ほどとのこと。カーナビで目的地として設定し、佛通寺を目指します。

佛通寺へのアクセスは注意が必要

初めて走る道、そもそも広島で車に乗るのは初めて。
場所によって車の運転の仕方が違っていたり、初めての土地で車を運転するときはそれなりに緊張するわけですが……。

カーナビに任せて佛通寺へと向かっていたら、どうやら正規ルートとは異なる方から入り込んでしまったらしく、えらい細くデコボコした道を通ることになってしまいました。
カーブばかりのウネウネした道、デコボコで揺れも激しく妻は車酔い。

帰りにわかったことですが、佛通寺に車で向かう際は南側からアクセスしたほうが道が綺麗です。
今回は何故かカーナビに北側から案内されたのですが、北側からの道は険しいので注意が必要ですね。

朝一だったこともあり、佛通寺の広い駐車場はガラガラ。
訪れたのは4月下旬だったのですが、これが紅葉の季節だったりすると混み合うのでしょうね。

日常から遮断された自然豊かな空間…佛通寺境内を巡る!

鳥のさえずりと仏通寺川のせせらぎを聞きながら、佛通寺の入り口へ。
車酔いしていた妻も、清き空気にあっという間に体調を取り戻していきました。

仏通寺川に架かる小橋を渡って山門へ。
ここから佛通寺の境内の中心へ……徐々に雰囲気が変わっていくのを感じます。

綺麗な仏通寺川。
川が好きなわたくし。せせらぎを耳を傾けてしばらくその場に立ち尽くしてしまいました。

川を越えたところにあるのが山門。
佛通寺の正門です。

手水舎で手や口を漱ぎ清めて、境内の中心を巡ります。

こちらは佛殿(ぶつでん)。
佛通寺の中心の伽藍で、須彌壇上には釈迦三尊像が祀られています。

佛通寺は、臨済宗佛通寺派の本山。山号は御許山。本尊は釈迦如来。
中国三十三観音霊場第十二番札所であり、山陽花の寺二十四か寺第二十一番札所です。

線香をお供えし身を清め心を落ち着かせます。
仏様と向き合う……なんて僕にはとても出来ませんが、心を落ち着けて雑念を消して今に目を向けることの大事さはなんとなくわかる。

さて、圧巻だったのが寺の片隅にある無数の尊者像。

引いてみてもその数に驚くのですが、近くで見ると一体一体表情が違い実に見応えがあります。
台座の苔生した様子もその圧倒的な雰囲気を賑やかに演出しています。これはすごい。

佛通寺の御朱印

御朱印をいただいてきた妻。
佛通寺にある御朱印は2種。山陽花の寺霊場第24番札所の御朱印「大覚殿」と中国観音霊場第12番札所の御朱印「圓通」です。

高台にある開山堂と多宝塔へ

境内の中心を巡った後は、再び山門から外へ。

山門を出た後は、山門の正面の高台にある開山堂・地蔵堂・多宝塔へと向かいます。

本堂の方からも多宝塔を見ることができます。
多宝塔のある高さを見る限りそれなりに登って行かないといけないようですが……。

実際に登ってみるとやはりなかなかの傾斜。段数。
旅行となると慌ただしく行動してしまう我々夫婦。3日目ですが既に疲れが溜まってきており、長い階段は身体にこたえます。

階段を上まで昇ると羅漢像が出迎えてくれました。
会釈して挨拶しつつ頂上へ。

頂上には開山堂と地蔵堂がありますが、どちらも残念ながら開放はされていませんでした。

下からも見えた朱の色が美しい多宝塔。
この多宝塔の近くまで歩いて行くと……。

眼下に佛通寺を望む素晴らしい景色が眺められます。
紅葉の季節にはそれはもう美しい風景になるでしょう。

高台からの景色と新鮮な空気を堪能した後は、駐車場へと戻り佛通寺を後にします。

深い山の中にある佛通寺。
寺の境内はまるで日常から遮断されているようでした。空気は清く、境内は高尚な雰囲気。三原に行った際にはぜひ訪れたい場所ですね。

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