昨日9月15日に届いた『不正アクセスによるクレジットカード情報流出の疑いに関するご報告』というタイトルの一通のメール。差出人は株式会社アドプリント。
今日16日にはアドプリントからメールと同じ内容の手紙も届きました。
流出可能性の有無を確認するシステムをサイトに用意しているとのことで試してみると、表示されたのはやっぱりな感じの一文。
情報流出の可能性がある対象者となります
あじゃぱー。まじか。
目次
漏洩の可能性14,627件。不正アクセスを受けたアドプリントのサーバ
アドプリントは印刷通販事業を手掛けている会社。
http://www.adprint.jp/default.aspx
今回の不正アクセスの影響で、下記に当てはまるユーザがクレジットカード情報漏洩の対象者の可能性があるとのこと。
- 2014年8月25日~2015年9月23日の間に、adprint /makumaku /ad-sign /adbest /adcard /adcup /designMaker/fashion4you/adflag/刺繍プリント/2nd.log/ds1でクレジットカード決済を利用
- 2016年5月20日~2016年8月14日の間に、adprint /makumaku / ad-sign /adbest /adcard /adcup/adflagでクレジットカード決済を利用
もし、上記に当てはまりそうな方は、下記から一度チェックしておいたほうが良さそうです。アドプリントのサイトに流出可能性の有無を確認する簡易システムが用意されています。
http://adprint.jp/Members/CardFaq#step3
発表が遅いなと感じたのですが、それについては下記のように発表されています。
当社において、情報流出の疑いが確認された時点において、まずは現状を公表することも検討いたしましたが、外部の調査機関による調査報告のない状態で公表することは、かえって多くの混乱をきたす旨の懸念に鑑み、決済代行会社、カード会社、警察に相談の上、日本クレジットカード協会のガイドラインに従い、今般のタイミングでのご報告となりましたこと、ご理解を賜れれば幸甚の限りでございます。
メールが届いてタイトルを見た瞬間に嫌な予感はしたのです。先月、名刺の印刷を頼んだばかりだったので。しかもクレジットカード決済でね。
なお、漏洩の可能性がある項目は下記。
- カード名義
- カード番号
- 有効期限
- セキュリティコード
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
うーん、結構きっついですね。
クレジットカード情報流出の可能性があると言われたときの対応
まずは利用したクレジットカードの明細を見て、覚えのないものがないか確認します。その上で、僕は念のためにクレジットカードの再発行の手配をしました。怖いですもの。
でもね、クレジットカードの再発行って面倒なのですよ。
公共料金など定期的に利用しているものはカード番号などを変更しなくてはならないですし、再発行には審査などもあって2週間ほどかかるのでその間はカード使えませんし。
正直面倒。でも仕方ないです。
クレジットカード情報の流出って想像するだけで怖い
実際にクレジットカード情報流出の可能性があると対象者認定されてしまったわけですが、職業柄他人事とは思えないのですよ。
アドプリントからの手紙は全て読んだのですが、気になる記述がありました。
当社の契約先である決済代行会社から、当社宛、クレジットカード情報の流出懸念があることについての連絡がありました。
そう、クレジットカード決済関連ともなると、いくつかの会社が関係することが多いでしょう。ECサイトなんかにも関わっているので、一部に僕も関わる可能性があるのですよね。今回の流出の件は、自分の姿勢を見直すきっかけにもなりました。
まとめ
とはいえ、自分が対象者となると、面倒っていうのが正直なところです。今後クレジットカードを使うときは一考するようにしよう。うん。
カード情報の流出可能性があるユーザには、僕と同じようにアドプリントから直接連絡がいくようです。メール送信・郵便ともに、昨日9月15日頃の発送を予定。もし対象者に認定されてしまった場合は、早めに対処しておいたほうが良いかもしれません。