重慶大厦にある安ホテル”Safari Hotel”に夫婦で宿泊!【香港】

重慶大厦にある安ホテル"Safari Hotel"に夫婦で宿泊!【香港】

人生初の香港旅。
妻と二人で訪れた香港で宿泊する場所と決めたのは、多くの安ホテルが密集しているビルとしてバックパッカーなどによく知られる重慶大厦(チョンキンマンション)。映像でも何度か見たことのある重慶大厦に滞在することは今回の旅の目的の一つでもありました。

宿泊したホテルは、重慶大厦のC座の5階と7階にある「Safari Hotel(サファリホテル)」。
2泊で約4,600円。1泊1人頭で計算すると1,150円という安宿です。

犯罪の温床とも表現されることの多い多人種が集う雑居ビル重慶大厦。
その重慶大厦にあるホテルです。深夜特急の映像などで見た光景も頭に浮かんだりし、部屋に入ってみるまではドキドキものでした。

しかし、蓋を開けてみれば、旅をメインに根城とするだけであれば全く問題ないのでした。
ツアーなんかで使われるホテルと比べたら比にはならない質でしょうが、スタッフの方の対応も丁寧で、この価格であれば文句ありません。

インド人に香港人…様々な匂いを感じながら狭いエレベーターでホテルの階まで上がり、重慶大厦の片隅で眠りにつく。
短い時間ながらも重慶大厦での生活に触れるというのも面白いものです。

多くの安宿が密集していることでよく知られる香港の重慶大厦(チョンキンマンション)

香港への旅を決めてから調べた宿泊地。
調べる際にはすでに重慶大厦のホテルに泊まることは決めていました。重慶大厦のことはテレビや深夜特急の映像で見たことがあり、以前より興味があったのでした。

重慶大厦は「安宿が密集しているビル」とよく聞くだけあり、ネットで調べてみるとその価格は安いものが大半。
その中でも安い「Safari Hotel(サファリホテル)」を予約しました。

宿泊日は9月下旬の平日。その時の価格で、ツインベッドルーム2泊で4,586円でした。
前述の通り、1泊1人頭で計算すると約1,150円。宿泊費を抑えられるのはありがたいことです。

まあ、安いのはいいとして後は実際に部屋に行っていないことにはわかりません。
評価の悪いレビューなんかも見ましたが、数年前と今では状況も違うでしょうしね。

ダメならダメでそれも旅の余興として……なんて気持ちで乗り込んだのでした。

重慶大厦にあるSafari Hotel(サファリホテル)への行き方

空港からA21バスに乗り、重慶大厦へ。
重慶大厦に着いた後は荷物を置きたいこともあり、真っ先にホテルへと向かいます。

重慶大厦(チョンキンマンション)|多人種が集う雑居ビルへ潜入!
※重慶大厦の様子は上記記事より

ここで注意したいのが重慶大厦の構造。
外から見ると大きな1つのビルに見えるのですが、実際は5棟からできており、各棟はA座からE座と名付けられています。

ホテルは上階にあるため、宿泊する階がどの棟にあるかを確認しておく必要があります。

ちなみに、深夜特急の撮影が行われたゲストハウス「快樂招待所(Happy Guest House)」はB座にあるようです。

重慶大厦にある安ホテル"Safari Hotel"に夫婦で宿泊!【香港】

Safari Hotel(サファリホテル)があるのはC座。
重慶大厦の入口から入って真っ直ぐ進み、奥の方に見える突き当たりの手前にエレベーターがあります。

通路の両脇にはインド料理の店やSIMカードを売る店などが並びます。

重慶大厦にある安ホテル"Safari Hotel"に夫婦で宿泊!【香港】

エレベーターは2つ並んでおり、右が奇数階行きで、左が偶数階行き。間違えてしまうと大きな時間ロスとなってしまうので注意。

というのも、このエレベーターが狭く、スピードもゆったりしているのです。
十数階もある建物に、多人種の人々が住み宿泊しているので、乗れないこともしばしばあり、エレベーターを待つ人で行列ができることもあるので注意です。

重慶大厦にある安ホテル"Safari Hotel"に夫婦で宿泊!【香港】

エレベーター横の案内板を見ると、Safari Hotel(サファリホテル)があるのは5階と7階。
7階でチェックインとの話だったため、まずは7階へと向かいます。

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エレベーターを7階で降り、”Safari Hotel”と書かれた扉をノックすると、中からスタッフの女性が「Will you stay here? Come in!」と招き入れてくれました。
チェックイン手続きをする宿泊客が数人いたので終わるのを待ちます。

重慶大厦にある安ホテル"Safari Hotel"に夫婦で宿泊!【香港】

7階の部屋はこのような感じになっています。思っていたよりも綺麗な場所で安心します。

チェックイン手続きが自分たちの番となり、パスポートを見せてチェックイン。
昼に着いてしまったのでチェックインできるか駄目元できてみたのですが、難なくチェックインすることができました。

ただ、僕らの部屋は7階ではなく5階とのこと。
思っていたより綺麗だとホッとしていたところだったのですが、また若干の不安が蘇ってきます。

狭いけど綺麗!5階のSafari Hotel(サファリホテル)の部屋の様子

部屋を案内するとのことで、スタッフの女性が一緒に来てくれました。
女性の子供なのか、まだ歩き始めたばかりであろう子供も一緒に部屋まで向かいます。

この子がとてもかわいらしく、僕らの気持ちを和らげてくれます。

重慶大厦にある安ホテル"Safari Hotel"に夫婦で宿泊!【香港】

さて、エレベーターを5階で降りて右手へ。
さらに奥へと進んでいくと、Safari Hotel(サファリホテル)の部屋が並ぶ通路への扉があります。

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部屋が並ぶ通路への扉には鍵がかかっています。
こちらに部屋のカードキーをかざすことでロックが解除されます。

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中に入ると、7階と同様に綺麗な通路。
この通路からホテルの部屋に入る形で、10部屋ほどのドアが並んでいます。

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僕らが宿泊する部屋は通路の一番奥にある53番の部屋。
このドアで改めてカードキーでロックを解除して中に入り、部屋の中のドアの横にある差し込み口にカードを入れると電気がつく仕組みです。

カードキーの使い方、電気のスイッチの場所やエアコンの使い方、チェックアウト時には部屋の中の差し込み口にカードを差し込んだまま部屋を出て欲しいとの説明をしてスタッフの女性は去って行きます。
また、部屋の中には彼女の携帯電話の番号が書いてあり、困った時は電話するようにとのこと。想像していたより丁寧で優しい接客でした。

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さて、こちらが部屋の中。
部屋に入ってすぐの印象は、”狭い”というのと”思っていたより綺麗”の2つ。と言っても、”狭い”というのは想定通りだったので、綺麗だったことで好印象です。

部屋全体を撮りたいのですが写真に入りきらない……。もちろん広すぎてということではなく、狭くスペースが無くひいて撮影できないのでした。

ツインベッドルームということで予約したのですが、ベッドはシングルベッド1台とダブルベッド1台でした。
3名泊めることもあるのか寝具やアメニティグッズも3人分用意されていたのですが、さすがにここに3人はきつそうですね。

部屋の設備とアメニティグッズについて

部屋は綺麗で安心しましたが、続いて気になるのが部屋の設備やアメニティグッズ。

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まず、設備ですが、暑い香港では必須の冷房設備から見てみます。

この日は外にいるだけで汗ばむほどの暑さでしたが、部屋にはエアコンと扇風機が設置されているのでむしろ居心地が良いくらいでした。効きも問題ありません。

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トイレ・シャワー・洗面所はこんな感じで一体型。シャワーを浴びるとトイレもびしょびしょになるのでそこが若干の難点でしょうか。

シャンプーとボディーソープが置かれています。
その他のアメニティグッズは下記。

  • 歯ブラシ+歯磨き粉 … 1セット/人
  • コップ … 1つ/人
  • バスタオル … 1枚/人
  • トイレットペーパー … 1つ

バスタオルが置かれていたのはありがたかったです。初日宿泊した翌日朝外出し夜部屋に戻ると、バスタオルは新しいものに変更されていました。

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シャワーのお湯は、まずシャワールームの外にある湯沸かし器のスイッチをオンにし、10分ほどすると使えるようになります。
お湯が5分ほどしかもたなかったというレビューもありましたが、僕がシャワーを使い、その後妻が使っても問題なくお湯はでました。むしろお湯だけだと熱湯で火傷してしまうので、水での調整が必要なほどでした。水圧も弱くなく良好でしたよ。

Safari Hotelのレビュー確認・予約はこちらから(トリップアドバイザー)
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照明もしっかりと明るく、心地よく小説も読むことができます。

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残念だったのはテレビの映りが悪かったこと。
旅先では寝る前にその国のテレビを見て過ごすのが好きなのですが、この旅では音だけ楽しむことにして、無料Wi-Fi完備なのでパソコンをいじって過ごしました。

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頻繁に利用したのが、部屋の外に通路に置いてある共有の湯沸かしポット。
カップ麺やコーヒーなどに利用ができるので便利です。

また、コンセントには変換プラグが差し込んでありました。
贅沢を言わなければ快適に過ごせる環境でしたよ。

部屋の外の雰囲気やエレベーターでの注意点

部屋は狭いですが、一緒に宿泊する相手が気が置けない間柄であれば問題なし。
むしろ部屋にいる間は居心地良く感じくらいでした。

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「想像していたより」という表現ばかりになりますが、静かな環境だったのも落ち着いて過ごせた理由のひとつになります。
その環境故か、時折奇声のような叫び声がどこからか聞こえてきたりもしましたが、基本的には静かで、用意していた耳栓も使わずにすっきりと眠ることができました。

こればっかりは運の要素もあって、その時々の隣の部屋の宿泊客の態度にもよるとは思いますが。

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窓から外を覗いてみると、雑居ビルの狭間らしい光景が目の前にありました。
投げ捨てられたとか干していて飛んでしまったのか、靴下やTシャツが落ちています。決して綺麗ではなく動きもない景色なのですが、巨大な重慶大厦の一部に滞在していることを実感するのにはもってこいの風景でした。

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さて、部屋のことではないのですが、重慶大厦にあるホテルを利用する際の注意点をひとつ。
その注意点は、エレベーターの利用について。

重慶大厦はそれぞれの棟が十数階もある建物。その棟ごとにエレベーターがあります。
ただし、前述もしましたが、このエレベーターが狭く、スピードもゆったりしています。

今回僕らが宿泊していたのはC座の5階。
部屋から出てエレベーターに乗ろうとボタンを押して待っていると、上の階から降りてきたエレベーターには乗り込む隙間がないこともありました。

スーツケースにベビーカー。
旅と生活が入り混じるこの場所では、人が多いだけでなく人が持つ物も多く、エレベーターが満員なんてことも多々あるようです。

また、そんな状況なので、慣れている住人が定員オーバーのエレベーターに無理に乗り込んでくることもありました。

インド人と思われる男性だったのですが、定員が7人のところに8人目として乗り込んできました。
彼が乗り込んだ段階でエレベーターはぎゅうぎゅう詰めで、エレベーターは定員オーバーで動かなくなりました。ブザーが鳴り赤文字で”OVERLOAD”と表示されているのにも関わらず、彼は閉めるボタンを押せとボタン前に立つ女性に言います。

当然ながら閉めるボタンを押したところでエレベーターの扉は閉まりません。
エレベーターの外に出てすぐに乗り込み「ボタンを押せ」という言う……その行動を何度か繰り返した上にまだやめようとしなかった段階で、たまらず「overload!」と僕が言うと彼は渋々外に出て行きました。僕のことを睨みながら。

訪れる人が多く多人種ということもあり、エレベーターの利用だけでも色々なことがあります。
エレベーターの利用には時間がかかるという前提で、時間には余裕を持っておいたほうがいいですよ。

まとめ

想像していたよりも綺麗だったSafari Hotel(サファリホテル)の部屋。
あの重慶大厦(チョンキンマンション)にある安宿ということで若干身構える部分もあったのですが、宿泊してみれば快適に過ごすことができました。

訪れるだけでなく、滞在してみたことでより重慶大厦に対しての興味が強くなりました。
スタッフの女性の対応が良かった上、部屋も価格が安く居心地が悪くなかったのでまた利用しても良いかなと考えています。
次はもっと長い期間、重慶大厦に滞在してみたいものです。

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筆者について

筆者について


1982年、東京下町生まれ。
高校卒業後、アメリカへ留学。その後、「アートが根付いた国では絵だけで食えるのか」を確認するため、ドイツベルリンにてアート活動をおこなう。

日本に戻ってからは、コーディング・オーサリング・プログラミングなんかを経て、ウェブディレクターを肩書きにしておりました。現在は独立し、ブログやサイトの運用を軸に、ウェブサイトの企画提案からデザイン・構築まで手広く活動しております。何でも屋です。
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isLog〜イズログ〜では『日々生きること自体が旅』をモットーに、日々の旅を中心に綴っています。

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