そろそろイカを釣って食べたひ。
ということで、ヘタクソエギングです。
以前に釣ったシリヤケイカを狙って夕方の釣り。
釣れないまま終わりかな、と諦めかけたところでかかったなかなかの良型。
ん、なんか模様が違うぞと思ったら、コウイカでした。
シリヤケイカよりもおいしいコウイカ。
良い土産ができた。自宅に戻って捌いてイカ料理、です。
エギングで釣ったイカを捌いて食べたら幸せ
GWが終わってから、どうにもご機嫌が安定しないご様子のお空。
天気が良くても、春って風が強いのですよねぇ。
前回マゴチを釣って気を良くしてサーフに行ってみたら、海がすっかり変わっていてノーバイト。
海も荒れていることが多いし……他の釣り、と考えていたところに思い浮かんだのがイカ。
イカ、おいしいですよね〜。
比較的狙うのが簡単なシリヤケイカも、他のイカに比べると味は落ちるものの調理次第でおいしくいただけます。
いざ、エギング。
あまり時間が無く、夕方1時間ほどの釣りです。
シリヤケイカを狙っていたら……コウイカが釣れた
シリヤケイカ狙いなのでボトム狙いのエギング。
YO-ZURIのアオリーQなんかを投げていきます。
全然潮が動いておらず、なんだか厳しそう。
シリヤケイカが頭にあるのでボトムを意識してチョンチョンと。と、まぁ、エギングをよくわかっていないので色々やってみるのです。雰囲気で楽しむ。
気付けば1時間弱。もう帰らねば、な時間に。
夕陽が綺麗でこれからな時間ですが、合間に少しだけと来たので帰らなくてはいけないのです。「こりゃダメだなぁ」なんて思いながら惰性のラスト3投……というところでギュン!とドラグが出て重みが。
きたきた。想像していたよりも重いし引きます。ひさしぶりだからそう感じるのかしら。
バラしそうでハラハラしながらのやり取り。あがってきた姿はシリヤケ……じゃない?
コウイカでした。関東だとスミイカなんて呼ばれたりするイカですね。
サイズが良いのもあってか、ジェット噴射でドラグが出されるたびにハラハラの楽しいやりとりでした。
以前釣ったシリヤケイカ。
コウイカとシリヤケイカのはっきりとした違いは、コウイカの甲の先端が針のように尖っていることで判断可能。ただ、シリヤケイカは胴に白い斑点、コウイカは縞々模様。形は似ていますが、柄でも見分けられますね。
水を吐いた後に足のほうからパシャッと撮影。迫力があります。
軟体動物は独特の魅力がありますねぇ。
こうやって油断して口のほうにいると、墨を吐かれちゃうのでご注意を。
釣ってすぐは水を体内に持っていたりするので、海水ジェット噴射で全身ビショビショになったりもします(体験談……図られました(笑))
肉厚そうで良さそうなのでお持ち帰り。おいしくいただきます。
シリヤケイカよりも味が良いとされるコウイカ。良い土産ができました。嬉しい。
釣ったコウイカでイカ料理
自宅に戻って釣ったコウイカを捌きます。
墨袋は破らないように注意したものの、吐いた途中の墨がすごくてシンクが墨だらけ。
胴部分は刺身用。エンペラやゲソなどは炒め物や揚げ物用。肝とイカ墨も料理に使うのでキープ。
シリヤケイカと比べると、コウイカはスミイカと呼ばれるだけあって墨の量が多い!
イカスミパスタか、やっぱりイカスミパスタなのか。真っ黒料理のレパートリーが思い浮かばないわけですが、どんな風に料理しようか……楽しみになります。
コウイカの刺身
まずは定番の刺身に。
1日寝かせて刺身に。大きめに切って楽しみます。
もっちりとした食感にねっとりとした舌触り。醤油に負けないしっかりとした甘さ。控えめに言って最高。
3日寝かせて細切りに。よりねっとりとして旨み増し。
まるで甘エビのような甘味。ずっと食べていたい。
個人的に好みなイカソーメンの卵和え。
生卵をといて、その中にイカソーメンを投入して麺つゆで味付けするだけ。
これを白飯にぶっかけて卵かけご飯にして食べると最高。最高が何度も登場してしまっていますが、最高なのです。
コウイカのイカ墨料理
さすがのコウイカ、たくさんイカスミが取れました。
真っ黒なイカスミ。どうやって調理しようか悩みましたが……。
まずは定番のイカスミパスタ。冷製パスタにしてみました。
具材にタマネギなんかを入れましたが、真っ黒で何が入っているかわかりません(笑)
上にトマトや三つ葉をのせておいたのですが……。
混ぜてみるとこの通り、全部真っ黒(笑)
真っ黒な料理ってどうも食欲が……と思いがちなのですが、イカスミはアミノ酸を豊富に含んだ旨みの塊。
イカ墨の旨みがパスタにしっかりと絡んで美味しい。
あ、食べる時にはイカ墨の跳ねに注意。注意せずに白い服なんて着ていたら黒い点が無数に付くことになります。カレーうどん的な。
イカスミと肝を使ったイカの炒め物。
イカスミと肝を酒で溶いておきます。
イカのゲソやエンペラ部分を多めのバターで炒め、少し火が入ったところでイカスミと肝を溶いたものを投入。イカスミと肝で味が濃くなるので、味付けは塩でちょこっと。
これはビールが止まらなくなる系の一品。
イカスミと肝の旨みはもちろん、ゲソやエンペラといった異なる部位を使うことで食感も楽しめます。
失敗したのは、黒いフライパンで作ってしまったことでイカスミと同化して、写真を見ても何が何だかわからなくなってしまったこと(笑)
コウイカの揚げ物
イカは揚げ物にしても旨い。
イカの唐揚げ。
色々な部位を揚げると食感が変わってより楽しめます。
この他にも天ぷらなんかにもしました。
サイズが良かったので、一杯のコウイカで色々な料理を楽しめましたよ。大満足。
食べ終わったばかりだけど、もう食べたい。あ、釣りたい。