釣ってきたムラソイを味噌汁に!フンドーキンで魚本来の味を引き出す?【釣りメシ】

釣り飯

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千葉内房堤防で釣ってきたムラソイ
釣ってきた魚を調理しておいしく食べるまでが釣り。今回はそのムラソイを味噌汁にします。

佐賀でアラカブの味噌汁を食べてからというもの、そのおいしさが忘れられず味を再現してみたいと思っていたのです。
ま、アラカブとムラソイでは魚が違いますが、味としては比較的似ているほうかと思いまして。

佐賀で食べたアラカブ(カサゴ)の味噌汁の味を再現できるか?

以前、佐賀で食べたアラカブの味噌汁。アラカブはカサゴの地方名。
日本三大朝市のひとつである呼子朝市にある「よしや食堂」で食べた”アラカブのみそ汁“が絶品で、強く記憶に残っているのです。

味噌汁を啜ってみると、味噌から感じられるのは程良い甘み。
食堂のおかあさんに聞いてみると、塩っ気の強い味噌ではアラカブの風味がわからなくなってしまうため九州の甘みのある味噌が合うとのことでした。

味噌の種類を聞いてみたのですが、業務用とのことでわからないとのお話。
こればっかりは色々試してみるしかないので、今回は我が家にある九州味噌ということでフンドーキンを使って味噌汁をつくってみることにします。

さて、こちらが今回の釣行で釣りあげてきた魚たち。

メバルとカサゴは煮付けにし、20cm弱と小さめなムラソイは味噌汁に。
佐賀で食べた絶品味噌汁にどこまで近づけるか……楽しみですねぇ。

ムラソイの味噌汁づくり

さてさて、早速ムラソイを味噌汁に。
前回作ったメバルとカサゴの煮付けと同様、調理方法は基本的に適当です。

ウロコと内臓・エラを取り除き、尖ったヒレを切り落としたソイ。
余分な水分を抜くため、調理する10分ほど前に軽く塩を振っておき、熱湯をさっとかけて臭み抜きとヌメリ取りをします。

続いて、酒で軽く蒸し焼きにしていきます。

酒のアルコールが抜けたところで、水と出汁をいれて煮立てます。

沸騰したら刻んだネギをいれて弱火にして数分。

最後に火を止めたら味噌を溶き入れます。
味噌は九州のフンドーキン。味を見ながら味噌の量を調整して完成です。

釣ってきたムラソイの味噌汁のお味は?

この日の夕食は、メバルとカサゴの煮付けにムラソイの味噌汁。
さらに君津パーキングエリアに出ていた直売所で買ってきた野菜でつくったサラダです。

煮付けについては前回の記事をご覧ください。

佐賀の時と同様におかずになる味噌汁を目指し、たっぷりの量のミソスープ。
特製味噌汁定食といったところ。佐賀で食べたアラカブの味噌汁は白飯がすすむ一品だったのですよ。

啜ってみればプハァ〜と息が漏れるおいしさ。
塩気が抑えられている味噌を使うことで淡白な魚の味がわかる…そこは佐賀で食べた味噌汁に近づけた感じ。

でも、圧倒的に魚の旨味……脂が足りないように感じます。
魚自体の身をつまんで食べればそれはおいしいのですが、汁を啜った時に感じられる魚の脂・出汁からくる旨味は、佐賀で食べた味噌汁に遠く及びませんでした。

そもそも魚が違うこともあり、さらには魚の質や調理方法等色々原因はあると思いますが、理想の味噌汁を作るにはまだまだ修行が必要ですね。
ま、一生敵わないかもしれませんが。でも、手探りで理想のものを目指すのって楽しい。

まとめ

結果として、佐賀で食べたアラカブの味噌汁には遠く及ばず。
ま、それでも、塩気の抑えられた味噌を使うことで、淡白な魚本来の味が感じられることは実証できたように思います。

次回はちゃんとカサゴを使って味噌汁を作ってみようかな、と。
佐賀で食べた味噌汁は、味噌が塩気は抑えられた甘いものだったのですが、今回のフンドーキンよりもコクが強く”濃い”感じがした記憶があります。味噌の量とかも関係しているとは思いますが、味噌の種類も色々試してみたいですね。

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