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釣り飯!アナゴ蒲焼+ワカシ・セイゴ・ギマ・イシモチの天ぷら

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友人2人と千葉の木更津沖堤防で釣り。
釣り自体楽しかったのですが、今回はもうひとつ楽しみがありました。

友人宅で釣り飯。釣行日は友人宅に宿泊し、体力の戻った翌日に皆で釣った魚を調理して食べようという計画でした。
釣ってきた魚はおいしく食べたいほうなので、釣りに行った皆で食べられるなら言うことなし。

予定を立てた当初はシロギスを釣ってキス天丼を作るつもりでしたが、キスがほとんど釣れなかったため予定を変更。
釣ってきたアナゴワカシセイゴギマイシモチムラソイを調理して釣飯とします。

アナゴは蒲焼に、ワカシ・セイゴ・ギマ・イシモチは天ぷらに、それぞれのアラとムラソイで味噌汁を作ることに。
手分けして調理して出来上がった釣飯。出来も良かったのですが、釣った魚を皆で食べるのは楽しいですね。満足。

木更津沖堤防で釣ってきた魚で釣り飯!

友人2人、先輩・ヤカンと3人での釣行。
千葉の木更津沖堤防での釣り。シロギス狙いの釣りでした。

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が、前述の通りシロギスはほとんど釣れず、想定していなかった魚が釣れる結果に。
僕は釣りで全く活躍できず……この日釣り飯を作れるのは友人2人のおかげ。感謝感謝です。

釣れたのはアナゴ・ワカシ・セイゴ・ギマ・イシモチ・ムラソイ。
それぞれをおいしい釣り飯にするべく調理開始です。

アナゴを炭火で焼いて蒲焼に!

まずは今回のメインとなるアナゴ
アタリが無い潮止まりにヤカンが釣り上げた値千金の一匹です。

蒲焼きにしておいしくいただきますよ。

見るからに脂の乗ったアナゴ。目打ちして捌き始めです。
アナゴはおいしいので釣れると嬉しいのですが、捌くのが大変なのが玉に瑕。

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以前アナゴを釣った時もそうしましたが、今回も蒲焼にします。

話は逸れますが、アナゴを釣った時の注意点をひとつ。
アナゴに噛まれるとかなり痛いので注意。上の写真はアナゴの歯の跡、爪は軽く内出血してしまいました。

内臓は持ち帰る前に取り除いておこうと釣り場で済ませてきたのですが、脳天をナイフで刺して腹を割き内臓を全て出した状態で噛まれました……。
しかも腹側から口の方に指を入れた時にバクッと。爪が割れるかと思いましたよ。ご注意を。

さて、気を取り直してアナゴを捌いていきます。と言っても、捌いてくれたのは釣ったヤカン。
ほとんど捌かない長モノだったこともあり苦戦していましたが、綺麗に捌いてくれました。

身を焼く前に頭と骨を炭火で香ばしく焼きます。
この時点で滴る脂。炭にジュッと脂が落ちた時に立ち昇る香りが食欲をそそる魅惑の香り。

先輩が用意してくれていた天ぷらタレに、砂糖と酒を加えて焼いたアナゴの頭と骨を加えて一煮立ち。
これだけでアナゴの旨味がタレに加わり実に深みのある味になります。

タレができたら身を炭火で白焼きに。
竹串を刺してくれたのもヤカン。これ結構難しいんですよね。

白焼きにした身は一度蒸します。
結論から言うと今回は蒸す時間が短すぎました。15〜20分ほど蒸して良いようですが、身が崩れるんじゃないかと早めに終えてしまったのです。

この工程で出来上がりの身の柔らかさが決まると思われます。

蒸した後は身にタレをつけて炭火で焼くだけ。タレをつけて焼いて……を何度か繰り返して完成です。
炭に落ちる脂とタレの香りが食欲をそそります。

魚のアラで出汁をとったムラソイの味噌汁

続いては天ぷらにするワカシ・セイゴ・ギマ・イシモチを捌いていきます。

すべて3枚おろしにして中骨を骨抜きでとっておきます。
先に味噌汁を作るため、ここでの主役は写真のアラ。

ワカシ・セイゴ・ギマ・イシモチのアラに塩を振りかけ、30分ほど置いて余分な水を抜きます。
さらにアラを熱湯に通し臭み抜きをしておきます。

臭みを抜いたアラと昆布と酒を水に入れて火にかけ、ゆっくりとアラから出汁をだします。

アラから出汁がでたら、ぶつ切りにしたムラソイとネギを投入。
身に火が通ったら、味噌を溶いて完成です。

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あら汁は釣り飯の定番ですが、アラの血や鱗を丁寧に取り除き出汁をとった事もあり、良い出来。

ワカシ・セイゴ・ギマ・イシモチは天ぷらに

3枚おろしにして中骨をとっておいたワカシ・セイゴ・ギマ・イシモチは天ぷらに。

天ぷらは難しくて苦手なのですが、今回は妻に天ぷら粉の配合を頼んだので上々の仕上がり。
自分で作ると、衣が厚くなりすぎたり剥がれちゃったりと悲惨なことになるんですよね。

サラダ油がベースですが、胡麻油を追加したのもポイント。
胡麻油の香ばしい香りが食欲をそそり、高級感のある天ぷらに。

右からイシモチ・大葉を巻いたセイゴ・ワカシ・ギマの天ぷら。
これまで作った天ぷらの中で最高の出来。苦手で避けてきましたが、これからは時々釣り飯で挑戦しようかと。

釣ってきた魚で釣り飯!アナゴ蒲焼きとイシモチ・セイゴ・ワカシ・ギマの天ぷらとムラソイのあら汁

こうして出来上がった釣り飯
アナゴは蒲焼きに、イシモチ・セイゴ・ワカシ・ギマは天ぷらに、ムラソイはあら汁にしました。

魚を捌くだけでなく、アナゴを捌いて炭火焼きにしたりと手が掛かる工程もあったため、実に3時間ほど調理しておりました(笑)
自分達で釣った魚を自ら捌いて調理する……手間がかかっても楽しい時間。

メインはアナゴの蒲焼きと天ぷら。先輩が提供してくれた野菜も天ぷらにしました。
それにしても先輩宅だと写真がとにかく綺麗に撮れるのが不思議。実際おいしかったのですが、おいしそうに撮れてますね。

白飯を盛っておいた丼に、各々の好みで食材を盛り付けていきます。
アナゴの蒲焼と天ぷらを盛り付け、刻みネギと青唐辛子を振りかけて、天ぷらタレをちょろっとかけて完成。

今回一番おいしく感じたのは天ぷら。
特にイシモチの天ぷらが絶品……驚きました。ホクホクしていて旨味が強くておいしい!

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以前、広島三原で食べた煮付けがおいしかった事もあってイシモチには煮付けが良いのかと考えていましたが、天ぷらもだいぶいけますね。
調理方法を色々試してみないと、魚のおいしい食べ方はわからないものですね。

アナゴの蒲焼は、前述の通り蒸しが足りずに固めでした。おいしいんですけどね。
僕の意見でそうしてしまった事もあり、今回一番の反省点。次回アナゴが釣れたらリベンジ誓います。

ムラソイの味噌汁は、その他の魚のアラで出汁をとった事もあって滋味深くおいしい。
ムラソイの淡白な身もプリッとしていて良いですね。

蒲焼と天ぷらがのった丼をかっ込み、あら汁でホッと一息……そして再び丼をかっ込むという絶品ループ。
釣りをした翌日で腹ペコ状態だった事も影響し、これが無限ループだったら良いのにと思うほどのおいしさ。最高。

釣りに行くと釣りに夢中になってしまうので、いつも釣り飯を食べるのは各々が自宅に帰ってから。
釣りに行ったメンバーで釣り飯を食べるのはやっぱり楽しい!とあらためて実感した日となりました。おいし。たのし。

 

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