12月冬。
以前より登りたいと思っていた筑波山へ。
筑波山には男体山と女体山があるのですが、男体山へのコースよりも女体山へのコースのほうが難所が少ないとのことで女体山頂を目指すことに。
選択したコースは白雲橋コース。
筑波山神社からスタートし、森の中を進んだ後、岩場の道を登るコース。
日本百名山の中でも標高が低く比較的登りやすいとの評判ですが、初心者には正直しんどかったです(笑)
それでも、頂上から見る景色は感動もの。また登りたい山です。
白雲橋コースで筑波山女体山頂を目指す登山!
別ブログでも少し触れているのですが、「2022年、1年間ありがとう」の気持ちを込めての筑波山山頂を目指しての山登り。
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筑波山での登山ではいくつかのコースがあるのですが、選んだのは白雲橋コース。
妻との山登りだったのですが、2人共初心者なので難所が少ないとのことで女体山頂を目指すことに。
筑波山神社から酒迎場分岐、そして弁慶茶屋跡を経て女体山頂へと向かうルート。弁慶茶屋跡まで筑波山の豊かな自然を楽しんだあとは、「弁慶七戻り(べんけいななもどり)」「高天原(たかまがはら)」「胎内くぐり(たいないくぐり)」などの巨岩、奇岩に驚かされます。筑波山の魅力を一気に満喫できるコースです。
白雲橋コース | 筑波山ケーブルカー&ロープウェイルート 筑波山神社〜女体山頂 距離 約2.8km 標高差 約610m 所要時間 登り110分/下り95分 筑波
白雲橋コースの距離は約2.8km、標高差は約610m。女体山頂は6mほど男体山より高い標高877m。
所要時間が登り110分とされているのですが、結果的に僕らが登頂にかかった時間は3時間以上。
日本百名山の中でも標高が低く登りやすいとされる筑波山ですが、特に山頂が近くなると岩場の道が続くので結構ハード。初心者には難易度高めの印象。
告白をすると登る前は余裕だと思っていたのですが、山頂に着いた時にはバテバテでした(笑)
筑波山神社から白雲橋コース出発
筑波山神社近くの市営駐車場に車を停めて筑波山神社へ。
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筑波山神社の拝殿前に建つのが随神門(旧中禅寺仁王門)。
荘厳な門をくぐると身が引き締まります。
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全体が筑波山神社の境内地にあり、国定公園に定められている筑波山。
登山道以外は立ち入り禁止とされていて、諸々の採取も禁止されています。
拝殿で手を合わせてから登山口へ向かいます。
白雲橋コースの登山口は拝殿を正面に見て右手の橋(白雲橋)を渡ったほう。が、その前に左手のケーブルカー乗り場のほうへと向かいます。
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拝殿左手の境内にトイレがあります。
ここを過ぎると山頂付近に行くまでトイレが無いのでここで済ませておきます。
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準備ができたら白雲橋コースの登山口へ。
女体山頂まで2.6km。平地だと大したことのない距離なんですけどね……(笑)
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序盤は階段が続く道を登っていきます。
しばらくはひたすらに森の中を進んでいくことになります。
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スダジイ・スギ・モミ・アカガシ……様々な木々、しかもどれも巨木。
豊かな自然の中を、鳥のさえずりを聞きながら登っていくのは心地が良いです。息は切れるけど(笑)
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しばらく進んでいくと分岐点に到達。
右は迎場コース。迎場コースを進んでいくとつつじヶ丘駅に着きます。
今回は白雲橋コースなので左へと進みます。
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白雲橋コースは筑波山の登山道の中でも高低差のあるコース。
勢い良く登る方達に抜かれながらも、休憩多めにマイペースに登っていきます。
徐々に岩が増えてきたところで……。
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おたつ石コースとの合流地点でもある弁慶茶屋跡に到着。
ベンチもある広場になっているので、ここでベンチに腰をかけて長めに休憩。
木の間から見えるロープウェイに文明の力はすごいなぁ……(うらやましい……)なんて思いながら息を整えます。
余談ですが、ここで食べたポテチが最高に旨かったです。カロリー万歳。
あ、ちなみに、当たり前ですがゴミは持ち帰りましょう。
基本綺麗でしたが、何度か拾ったのがロープウェイ・ケーブルカーの使用済みチケット。チケット回収するようにしたほうがいいんじゃないか、と思ってみたり。
巨石を眺めながら急傾斜の岩場を登って女体山頂へ
弁慶茶屋跡から先は岩場の道がメインになります。
ここからは奇岩怪石スポットと呼ばれる見所も多く出現します。
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弁慶七戻り(べんけいななもどり)と呼ばれる岩塊。
頭上の岩が今にも落ちそうで弁慶も七戻りしたと言われているそうな。
確かに、通り抜ける時は結構な迫力です。
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こちらは高天原。
大岩の間を登っていくと稲村神社があります。
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山頂に近づくにつれて岩場の傾斜がきつくなっていきます。
しんどい所もありますが、見所がボチボチあるので楽しく進めます。
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手を付かないと登れない急登もあるのであらかじめ念頭に置いて臨んだほうが良いです。
こんなに大変だとは思わなかった……と言っている方が結構いました。我々を含め、ですが(笑)
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女体山頂、標高877m。登りの所要時間が110分のところ、3時間以上かけて頂上に到達。
柵が無く意外とおっかない頂上。登る際はお気をつけください。
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ここまでのしんどさもあり、関東平野を眺めていると感動します。
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頂上付近には雪が残っていました。
標高が上がると気温も下がるので注意が必要です。
筑波山名物のつくばうどんを食べたらケーブルカーで下山
我々夫婦のような人間には、ご褒美が無いと山は登れません(笑)
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女体山頂から山頂連絡路を歩いて筑波山頂駅方面へ。
途中にある「せきれい茶屋」に立ち寄ります。
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ここで注文したのがつくばうどん。
つくば茜鶏の”つ”くね、ごぼうなどの”く”ろ野菜、ローズポークの”ば”ら肉で”つくば”うどん。
けんちん汁のような出汁の効いた甘味のある汁が疲れた身体に染み込むようです。
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下山は筑波山頂駅からケーブルカーで。
駅の周りには茶屋などの店が並びます。
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展望台からの景色を目に焼き付けてから下山します。
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ケーブルカーは大人1人590円。
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登りのしんどさが嘘みたいな下山(笑)
ケーブルカーのありがたさが身に染みます。
白雲橋コースで筑波山女体山頂への登山。
標高が低く比較的登りやすいとのことでしたが、初心者2人にはなかなかにハードでした(笑)
もう少し他の低山を登ってから、次は男体山に登山したいですね。
動画も合わせてご覧ください!
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