ベルリン在住時、僕はいつもカメラを片手に出かけていました。
ベルリンの街並みや建物は被写体として申し分ない、魅力的なものばかりでした。
綺麗な部分ばかりでなく、ベルリンの壁など負の部分もさらけだした街に惹かれていました。
何枚となく写真を撮りました。
そしてそれと同様に、ベルリンに暮らす人々の自由で開けた生き方に魅力を感じました。
人々は何のために歩き、何をするために進むのか
小さい頃、アリをずっと眺めて、そのアリ1匹1匹がどこに向かうのかを見ていたことがあります。
自分ではない何かが、どのように考えてどのように歩いていくのかに興味がありました。
そしてその興味は今も続いています。
アリで言えば、統率がとれているためある程度想像できたりしますが、ベルリンの自由な人々に触れた瞬間、想像のできない彼らの行動に興味が湧きました。
そんな「人の足はどこに向かうのか」をテーマに撮影した写真です。
あー、カメラ片手にベルリン歩き回りたい(笑)