宿はる家aqua|築100年以上!京都の町家宿に泊まってみた

はる家aqua|築100年以上!京都の町家宿に泊まってみた

「築100年以上の建物なので歩くとギシギシと音が鳴ります」
「築100年以上ですか……」スタッフの方がしてくれる説明を聞きながら見渡す建物の中。綺麗にされていておしゃれな感じは受けますが、古いガラス戸やしっくい壁と、造りは確かに古いのでした。ふと思い出す、昔住んでいた祖父の家。

格安の航空券が手に入ったことで、京都への旅行を決めました。妻との2人旅です。
旅中に使うホテルを探しているときのことでした。京都らしい町家を利用し、宿泊できるようにしている宿がいくつかあることに気付いたのです。
その中から僕らが選んだのが「宿はる家aqua」。行こうと予定していた場所へアクセスがしやすく、拠点として便利だったこと、写真を見る限り雰囲気が良さそうだったことが選んだ理由でした。
選択した部屋は、京都の最小単位という京間三畳の客室「千草」。縦が190cmで横は285cm、実際に見てみると想像以上に狭く感じます。しかし、虫籠窓と天窓がついたその部屋は、まるで隠れ家に潜伏しているようなわくわくした気持ちを旅に付加してくれたのでした。

おすすめ!京都の町家ゲストハウス「宿はる家」

「宿はる家」は京都にある町家ゲストハウス。宿はる家Aqua・宿はる家Book・宿はる家Terraceなど、いくつか姉妹店があります。

今回僕らが宿泊した「宿はる家Aqua」は、京都府京都市下京区和気町にあります。

最寄駅の京都駅や大宮駅からはバスで京都水族館前へ移動し、水族館から徒歩1分ほど。全部で10分ほどでしょうか。駅まで徒歩の場合は約20分ほどでした。
京都駅や大宮駅に出られれば、大体の主要観光地へのアクセスは容易になります。拠点としてはよろしいかと。

宿はる家への行き方

「宿はる家」へは、最寄駅の京都駅、または大宮駅から行く形になります。
どちらの駅からもバスに乗って「七条大宮・京都水族館前」へ向かいます。バス停からのアクセス方法については、下記公式ページからご確認を。

http://www.yado-haruya.com/aqua/access/index.html

宿はる家aqua|築100年以上!京都の町家宿に泊まってみた

僕らは大宮駅をメインで利用しました。また、バスは利用せずに徒歩で駅と宿の間を移動していました。20分ほどかかりますが。

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大宮駅から「宿はる家」へは、駅前に通っている「大宮通」をまっすぐ歩いて行くだけです。

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こちらが「宿はる家」。
「大宮通」から道を一本入ったところにあります。京町屋が集合しているので、遠目からもわかりますよ。

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他の姉妹店に宿泊する場合も「宿はる家Aqua」にあるフロントでチェックインすることになりますよ。

京町屋!宿はる家Aquaにチェックイン

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外観から美しい京町屋ゲストハウス「宿はる家Aqua」。
着いて外観を見てからというもの、中に入るのが楽しみで仕方ありません。

宿はる家aqua|築100年以上!京都の町家宿に泊まってみた

案内に従い、建物内にある受付へ進みチェックイン。チェックインは16時〜21時、チェックアウトは11時です。
中に足を踏み入れたその時から、昔ながらの木造建築の良い匂いと雰囲気に包まれます。

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受付のスタッフの方から、宿泊にあたっての諸注意などの説明を受けます。また、近隣のおすすめの食事処や観光地などについて、マップを広げて手書きで書き込んで教えてくれます。

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最後に鍵を受け取ってチェックイン完了!と思ったところで、スタッフの方が館内の設備を一緒に回って説明してくれました。とても丁寧な接客に好印象です。

京都の最小単位”京間三畳”の客室「千草」

「宿はる家Aqua」にはいくつかの客室の種類がありますが、僕らが宿泊することにしたのは「千草」。妻と2人だったので2人部屋です。

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「千草」があるのは2階。
共有のラウンジにある襖を開けると、2階に上がるための階段があります。

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階段はとても急。
段を踏み進めるたびにギシッと音を立てます。家と会話をしながらを歩いているような、そんな気分になります。これも町家本来の魅力。

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さて、お部屋はと言いますと……。おお、想像していたよりも狭いですね。2台のベッドがギリギリ入っている状態で、歩けるスペースはありません。

それもそのはず、「千草」は京都の最小単位という京間三畳の客室。縦が190cmで横は285cmと、部屋にいる間はベッドの上で過ごす形になります。

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寝転がると天窓が見えます。
なんだか、幼い頃に基地を作って遊んでいた頃を思い出します。隠れ家に忍び込んで遊んでいるような、そんな感覚。

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外から見るとこんな感じです。屋根裏部屋のようですね。

実際狭いのですが、制約された中で過ごす時間は、反対にいろいろな感覚を研ぎ澄まさせてくれるようでした。今回は旅が中心で、ほぼ寝に戻ってくるばかりでしたが、この空間の中で執筆などをしてみたいという気持ちも生まれました。

料金は6,000円〜(税別・サービス料込)。公式サイトから予約できますよ。

http://www.yado-haruya.com/aqua/

宿はる家Aquaの設備

「宿はる家aqua」の魅力は、何と言っても京都の町家宿に宿泊できること。築100年以上ということで、町家本来の魅力を存分に感じられます。

もちろんそれだけでなく、快適にゆっくりと過ごせるように様々な設備が用意されています。

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こちらは受付。日中はスタッフの方がいるため、こちらに来れば話をすることができます。夜間はいなくなりますのでご注意を。

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建物の入り口付近には共有のラウンジ「格子の間」があります。京都の観光誌を中心に雑誌が置かれており、自由に読むことができますよ。パソコンも1台置いてあります。

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建物の中心には、トイレやシャワールームへと向かう扉があります。シャワールームは24時間利用可能ですよ。

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トイレへは庭の横を通って行くことになります。庭には昔の井戸があったりと、古き良き雰囲気が感じられますよ。

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建物の中心にはキッチン・手洗い場があります。コーヒーなどが無料でいただけるようにもなっています。嬉しいですねー。
かまどもいい雰囲気を演出しています。

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コーヒーを淹れて、共有のラウンジ「格子の間」で一息。京町屋の大部屋でのんびり過ごすのも心地が良いですよ。

宿泊客には海外の方が多く、ラウンジで時間を過ごす方も多く見られました。

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並びにある姉妹店のラウンジも利用することができます。僕らは今回利用しませんでしたが、24時間利用できる図書室もあるそうですよ。

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ちなみに、「宿はる家aqua」には門限は無いため、チェックイン時に受け取る鍵を使って、何時でも自由に出入りできます。

近隣のおすすめの店や施設・観光地など

スタッフの方におすすめされた「宿はる家aqua」の近隣の店や自ら訪れてみた観光地などについて、下記記事にまとめています。宿泊した際の参考にご覧ください。

食事

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観光地

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まとめ

宿はる家aqua|築100年以上!京都の町家宿に泊まってみた

京都にある町家ゲストハウス「宿はる家Aqua」。
築100年以上という町家の古いガラス戸やしっくい壁、京都の最小単位という京間三畳の客室「千草」、町家本来の魅力を存分に感じられる宿でした。

歩くたびに軋む床や階段や薄い壁と、人が行動する音が響き渡る建物。複数の人が過ごす事でそれは時には問題ともなりえますが、建物と会話しながら過ごすような時間は、昨今では感じ得れない気持ちを僕らに与えてくれたのでした。

宿はる家aquaの予約はこちらから(Booking.com)
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筆者について

筆者について


1982年、東京下町生まれ。
高校卒業後、アメリカへ留学。その後、「アートが根付いた国では絵だけで食えるのか」を確認するため、ドイツベルリンにてアート活動をおこなう。

日本に戻ってからは、コーディング・オーサリング・プログラミングなんかを経て、ウェブディレクターを肩書きにしておりました。現在は独立し、ブログやサイトの運用を軸に、ウェブサイトの企画提案からデザイン・構築まで手広く活動しております。何でも屋です。
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