広島三原旅の始まりは三原城跡で駅弁!漫遊弁当・浮城弁当

旅行記

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広島県三原市へ。
僕は2年ぶり2度目の三原になりますが、今回は三原初訪問の妻と2人での旅。

三原で僕が気に入ったところを案内しようという基本的には再訪の旅ですが、あまり肩肘張らずにのんびりと三原を巡れたら……といったスタンスです。

広島空港からリムジンバスで三原駅へと移動し、さっそく三原旅スタート!と走り出したい気持ちはありましたが時間は昼時。
飛行機→バスと移動してきたこともあり、お腹がグゥ〜と鳴り始めておりました。

三原駅近くに前回訪れた店があったので店での食事も考えたのですが、駅にいることもあって思い付いたのが駅弁
前回も新幹線に乗り込んで帰る前に駅弁を土産に買ったので、三原駅にある売店で駅弁が売られているのは知っていました。

広島三原旅の始まりは三原城跡で駅弁!
売店で漫遊弁当・浮城弁当を購入して、天守台跡にある高台のベンチへ……。心地の良い景色を眺めながらいただく駅弁。これが最高だったわけです。

セブンイレブンおみやげ街道三原店で駅弁を購入!

三原駅にある売店へ。
「セブンイレブンおみやげ街道三原店」です。

改札側から見るとセブンイレブンとは思えない外観。
セブンイレブンらしいラインナップに加え、お土産や駅弁が置いてあります。

前回もここで駅弁を購入しました。
どうせなら別のものを……ということで、前回購入した「あなごあいのせ重」「元祖珍辨たこめし」以外の弁当を選ぶことに。

駅弁を持って三原駅横にある三原城跡へ

駅弁を購入したら、三原駅横にある三原城跡へと向かいます。

三原城跡へは駅のコンコースから向かいます。

若干行き方がわかりづらかったりします。詳しい行き方は上記記事を参考にしてみてくださいね。

三原城跡は天守台部分が公園になっています。
6:30~22:00の間にオープンしており、入場は無料。三原駅に来たなら一先ず訪れておきたい場所です。

というのも、天守台跡は石垣が高く積まれ高台となっているため、三原駅周辺の様子を眺めるのに絶好の場所だからです。
立派な水堀に囲まれており、小早川隆景により築かれた「浮城」の姿に思いを馳せながら三原の雰囲気を感じることができます。

三原城跡は駅と一体化するように存在しているため、新幹線のホームがすぐそばに見える珍しい空間に身を置くことができます。
JR山陽本線と新幹線が本丸を貫いている形ですね。

三原の街を眺められる絶好の場所にあるベンチ。このベンチで弁当を食べることに。
豊臣秀吉や徳川家康も泊まったことがあるという三原城の跡地でのランチ。しかも駅弁、楽しみ楽しみ。

三原城跡で駅弁「浮城弁当」「漫遊弁当」を頬張る!

今回購入した駅弁は、妻が「浮城弁当」、僕が「漫遊弁当」。

前回購入した「あなごあいのせ重」「元祖珍辨たこめし」と同じく、製造元は三原市にある株式会社浜吉。
あなご重もたこ飯もおいしかったので期待できます。

まずは浮城弁当
掛け紙には城の絵が描かれており、浮城と呼ばれた三原城にちなんだ駅弁です。

掛け紙に”特製幕の内”と書かれている通り、細長い弁当箱を二分割にした片側に白飯、もう一方におかずが詰まった幕の内弁当。
白飯の中央に梅干しがチョコンとのせられていることもあり、オーソドックスな弁当という印象を受けます。

おかずは、から揚げ・ハム・かまぼこ・練り物ボール・卵焼き・海老天・筍と椎茸の煮物・ちりめん山椒の佃煮など。
浮城弁当と弁当に城の名前が入っているユニークな弁当ですが、内容は安定した良い味。浮城で食べる浮城弁当……シチュエーションも相まってよりおいしく感じるわけです。

続いて漫遊弁当
こちらは浮城弁当ほど長細くない弁当箱。パッケージも山と海の絵だったりと、城に比べてインパクトは薄いですが……。

蓋を開けてみればこの豊富なバリエーション!
白飯の上にのせられた牛肉旨煮・煮穴子・わさび菜を始めとし、焼鮭・玉子焼き・海老天・ちりめん山椒の佃煮などのおかずが詰められています。

牛肉旨煮の横に煮穴子。
あまり並んでいるのを見ないおかずでも、それぞれ味が良く喧嘩することはありません。

漫遊の意味を調べると”気の向くままにあちらこちらをまわること”。
気の向くままにバリエーション豊かなおかずをあちらこちらつまんで味の違いを楽しむ……まさに弁当の中で漫遊しているかのような満足度の高い弁当です。

飛行機・バスを乗り継いできての空腹感と、旅の始まりの高揚感……さらには目の前に広がる美しい景色というシチュエーションも相まって、おいしい駅弁がよりおいしく感じます。
店に入るのも良いですが、その土地ならではの弁当を買って、外でいただくのもまた良いものです。

生きていれば必ず食べる食事。どうせ食べるのであれば、おいしいものを食べたいもの。
この日のランチは◎。腹が満たされると、自然にどちらともなくこの後の旅の予定について話が出てきます。

三原城天守台跡はアブリ積みという特殊な工法で築かれた石垣が魅力。
立派な石垣を眺めた後は、いよいよ本格的な三原旅に出発です。

まだ旅も初日。
すでに昼過ぎなので、この日は三原駅周辺を散策することに。

まずは駅周辺に多くある神社仏閣巡りからスタートです。
挨拶と旅の安全祈願。大切。

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