沖縄旅2日目。
- ガンガラーの谷
- 斎場御嶽
- 首里城
を軸に巡ることを考えていた僕ら夫婦ですが、上記を巡るにはレンタカーがあったほうが便利です。
前もって旅の前に調べ、価格の安いニコニコレンタカーを予約してありました。
朝8:00より予約をしていたのですが、前日に地図を見ていたところ、ホテルの裏に大きな公園、松山公園があることに気付きます。
そこで、松山公園を通り街中を散歩しつつ、ニコニコレンタカー那覇前島店に向かうことにしました。
松山公園散策後レンタカーを借り朝食の弁当をGET
午前6時、2日目の旅の始まりです。
僕らが宿泊していたホテルタイラのすぐ近くに松山公園はあるようでした。

ホテルから1ブロック北に進み、西に歩いていくと那覇商業高等学校があります。面白い作りの建物。
高校を見て右手が、松山公園への入り口になっていました。
松山公園散策

松山公園は広く、芝生のエリアや遊具が置かれたエリアなどがあります。
平日の早朝ということもあり、部活の朝練と思われる高校生が走っていました。

前日の雨もあって、土や緑の匂いが濃く、一日の始まりの散歩としてはとても気持ちがいい。

東京の公園では見かけない木が、沖縄にいることを再認識させてくれます。どこか雰囲気や匂いも異なりますね。より自然に近いと言いますか、心地が良いです。

公園内を散歩していると、大きな木がある場所に辿り着きました。

ここは「ユウナヌカー跡」といい、以前の共同井戸の跡が残された場所。
那覇は周りを海に囲まれているので、多くの井戸水は塩分が多く飲料には適さなかったそう。そのため、1933年に水道が敷かれるまでは、周辺住民の飲み水や産湯などに使われていた貴重な共同井戸だったそうです。

それにしても、大きなガジュマルの木は圧倒的なスケール。
突然現れた巨大な木に、妻と2人、魅了されます。

垂れ下がった褐色の気根が徐々にからみついたガジュマルの姿。その派手で複雑な造りを見ているだけで飽きません。

たくさんの蝶が木の周りを飛んでいました。
大きな羽で優雅に飛ぶ姿が美しく見とれていましたが、オオゴマダラだったりするのでしょうか。何にしろ、綺麗だったなぁ。

水草もたくさん茂っていて、隙間から覗くと魚がたくさんいました。自然に近い公園なのですね。

公園を歩いていて気付くのが植物の力強さ。どこからでも木が顔を出しています。

柱から伸びた木に実がなっていたり、と。

木々や生き物の生命力が強く感じられる公園でした。また来たいなぁ。

公園の端に建つ建物が気になって写真を撮ったら、実はトイレだったりと。
面白い公園です。
街を散歩しながらニコニコレンタカー那覇前島店へ

公園を離れ、街中を散歩しながらレンタカーを借りに向かいます。
上を見れば見たことのない花が咲いています。

いたるところでシーサーを見かけますね。建物の門や屋根に魔除けの意味で置かれているのでしょう。ユニークなシーサーも多くありました。

海のほうまで歩いてきました。那霸クルーズターミナルにかなり大きな客船が停泊しています。
よく見るとたくさんの人が船の中を歩いていました。一体何人乗っているのだろう……。船の上では大きなモニターを見ながらどうやらラジオ体操中のようです。

波の上ビーチも気になりますが、バッチリ梅雨入りして曇天なのでまたの機会にすることにします。

海沿いに続く公園を歩きながら東へ。

沖縄では道を歩いているとよく猫を見かけます。かわええ。

見かけるたびに立ち止まり話かける妻。妻にとっては天国でしょう。

時折見かける古い建物を眺めたりしつつ。

ニコニコレンタカー那覇前島店で無事に車を借りました。
こちらのレンタカー屋さんは、ガソリンスタンドENEOSの中にあります。知らなかったので一度通り過ぎて辺りを一周してしまいました。
春さん弁当を朝食に!

朝から食事をしていなかった僕らは、ニコニコレンタカー那覇前島店の近くで見かけた、「春さん弁当」というお店で弁当を買うことにしました。
沖縄の弁当は量が多く安いとの事前情報を仕入れていたのでした。

店の中に入ってみると、弁当・おにぎり、ソーキそばやカレーが並んでいます。
どれもおいしそうで悩むところですが、お客さんが後から入ってきたりとあまり時間をかけてもいられなかったので、妻とそれぞれ、好きな弁当を選び購入します。
どこか海沿いで食べたいところだったのですが、雨もちらついてきたので車の中でいただきます。

こちらは妻のチョイス。
甘辛く炒めた鶏肉やフーチャンプルー(車麩と野菜の炒め物)が盛り付けられています。
フーチャンプルーは昨晩の夕食で知ってからハマっております。
下に白飯が敷き詰められているのですが、おかずの汁が染みていてとてもおいしいのです。

こちらは僕が選んだ弁当。魚のフライや野菜炒めなどが盛り付けられています。
どちらの弁当も白飯がたっぷり入っており、ボリューム満点でお腹がいっぱいになりました。
何より嬉しいのはどちらも350円だということ。安くて美味しいは正義だ。
腹を満たした僕らは、この後ガンガラーの谷へと向かいます。
そこでは、自然を満喫できる素晴らしい体験をすることになるのでした。


コメント
こんにちわ。
とっても楽しいようすが伝わってきます。
こっちまで嬉しくなります。
目のつけどころというか、ishikawaさんの興味・関心の向かうところが手にとるようです。
次の「ガンガラーの谷」。楽しみですよ。
id:kame710 さん
こんばんは。
読んでいただきありがとうございます。
まだまだ名所に巡るまでの時間を書いただけなのですが、ただ知らない土地にいるだけで新鮮な体験ばかりでした。
ガンガラーの谷はとても美しくパワフルなところでした。読んでいただければ幸いです。