埼玉県熊谷市の荒川沿いで野宿な70km激走ママチャリ旅第3章

埼玉県熊谷市の荒川沿いで野宿!ママチャリ旅第3章 自転車

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自転車(ママチャリ)旅、第3章。

友人のヤカンと2人、東京都葛飾区から埼玉県熊谷市までママチャリで激走した僕ら。
約70kmの道のりでした。

野宿で一泊するつもりだった僕らは、日が沈む寸前になんとか野営できそうな場所を荒川沿いに見つけました。
疲れて身体はすでにボロボロでしたが、荒川の上流で釣りをしてみたいという気持ちがあり、夜の時間を楽しもうと行動を始めます。

旅の目的はひとつ完了!約70km完走です

今回の自転車旅の目的は、ママチャリで荒川沿いを上流に走っていったらどこまで行けるかを確かめることでした。幼い頃に抱いていた疑問に、歳をとった今応えてみた次第です。

旅の意図やこれまでの行程については、上記記事をご覧ください。

「約70km走り埼玉県熊谷市までたどり着けた」という結果になりました。
ロードバイクだと70kmなんてすぐなのかもしれませんが、ママチャリとなるとなかなかしんどいものでした。

と、なんとなく旅の目的も達成という感じなわけですが、僕らにはまだまだやりたいことが残っていました。
荒川上流での釣りと、簡易キャンプです。

荒川上流での釣りの釣果は?ママチャリキャンプ飯が豪勢に?

野営する場所を決めた僕らは、早速釣りの準備を始めます。

埼玉県熊谷市の荒川沿いで野宿!ママチャリ旅第3章

ママチャリ旅に出たのは10月末。
昼間は暑いくらい日が差していたのですが、暗くなってからは一気に冷え込んできます。

愛用のガスバーナーで湯を沸かし、紅茶を入れて身体を温めながら釣りの準備をします。

こういうところで飲むお茶ってなんともおいしいもんです。
特に川沿い、気分がいいですね。

埼玉県熊谷市の荒川沿いで野宿!ママチャリ旅第3章

準備ができたら早速釣りを始めます。
僕は地面を掘って採ったミミズを餌に投げ釣り、ヤカンはルアーで攻めます。

意気込んで始めた釣りでしたが、うんともすんとも反応がありません。
じっとしていたら寒くなってしまったので、キャンプ地に戻り、暖をとることにしました。

焚き火とキャンプ飯で暖をとる静かな夜

川沿いに炭を焚いた跡がいくつかあったので、そのなかのひとつに河原の石で簡単にかまどを作ります。

埼玉県熊谷市の荒川沿いで野宿!ママチャリ旅第3章

そこに焚き木を拾ってきて燃やしていきます。
調理に必要になるので、途中のバーベキュー場で拾ってきた木炭にも火をつけておきます。

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炭に火がついたら、クッカーを火にかけて調理を始めます。
買ってきておいた缶詰も一緒に火にかけます。

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こちらは「いなばのサバ味噌煮」。
灰が若干入ってしまっていますが、熱々に温まっていて美味です。買ってきた日本酒と一緒にいただきます。旨いですねー。

缶詰はこういった旅で大変便利。缶のまま火にかけられるので簡単に調理できるんですよね。
アレンジもききますし。

埼玉県熊谷市の荒川沿いで野宿!ママチャリ旅第3章

とにかく動いた1日。
そしてしっかり寒いので、温かくてカロリーの高いものを身体が欲します。

ということで、「いなばのチキンとタイカレーイエロー」の缶詰に即席味噌ラーメンを入れて煮て、そこにおにぎりを2ついれて煮込んだキャンプ飯です(笑)
見た目はあれですが、おいしいのです。

おにぎりを汁ものに入れると、海苔の風味が効いていいんですよね。

酔って寝たが……寒さには勝てず

満腹になり、その後日本酒も飲んでいい具合にほろ酔い。
僕らはそれぞれ寝袋に入って眠りにつきました。

が、夜中に風が強くなり、その風の冷たいこと冷たいこと。
もう1週間早ければ余裕で寝れる気温でしたが、急に冷え込んだ日に当たってしまったようです。

埼玉県熊谷市の荒川沿いで野宿!ママチャリ旅第3章

結局、夜中の2時頃にヤカンも僕も目が覚めてしまい、焚き火をして暖をとることにしました。
というか、身体を温めなければやばい感じです(笑)

埼玉県熊谷市の荒川沿いで野宿!ママチャリ旅第3章

その後も暖をとるのが精一杯で、陽が出て明るくなるまで焚き火を続けることに。
まあ、装備が完全に甘かったですし、なんとなくこうなるかなとも思ってところがあるので、これも笑える思い出ってことで。

朝、陽が出てきて明るくなったときの嬉しさったらなかったですね(笑)
夜中は寒くてしんどかったですが、揺れる火を眺めながらゆっくり過ごす時間は気分の良いものでした。

見どころは全くありませんでしたが、非日常感に触れられた楽しい夜となりました。

ママチャリを70km漕いで下半身はボロボロ。
満身創痍の体で、東京へと向かいます。

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