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大甕神社と泉神社を参拝|日立で神話の岩山と名水を巡る

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泉神社の境内に置かれた龍の姿の泉龍木 関東・甲信越
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茨城県日立市の大みか周辺には、長い歴史と豊かな自然に包まれた二つの神社が静かに佇んでいます。

ひとつは神話の時代から続くと伝わる大甕神社(おおみかじんじゃ)
もうひとつは、澄んだ湧水と深い信仰の歴史を持つ泉神社(いずみじんじゃ)

今回は、そんな茨城のパワースポットとも言える神社をめぐりながら、自然の力と人々の祈りが今も息づく場所を肌で感じてきました。

この記事では、大甕神社と泉神社を車で巡った体験をもとに、見どころ、アクセス、駐車場、参拝時の注意をまとめます。
神社巡りが好きな方はもちろん、日立方面で自然に癒される場所を探している方にもおすすめできる参拝旅です。

神話の時代へ誘う「大甕神社」へ

雲ひとつない青空の下、妻とふたり、日立市大みか町にある「大甕神社」へ向かいます。
「甕」と書いて「みか」と読むのが少し難しいですが、歴史のある神社によくある味わい深さ。

大甕神社の鳥居越しに見た拝殿と注連縄

ナビを頼りにたどり着くと、まずは境内の澄んだ空気に包まれます。
ここには時間の流れがゆっくりとしていて、自然と背筋が伸びてしまうような、不思議な感覚があります。

古の神を祀る、大甕神社とは

大甕神社の創建は古く、神話にまでさかのぼります。

御祭神は、武葉槌命(たけはづちのみこと)。
古事記や日本書紀に登場する神で、天津甕星(あまつみかぼし)という荒ぶる神を討った武神として知られています。

この地には、その天津甕星を封じたとされる宿魂石があり、大甕神社の境内にある岩山全体が宿魂石と呼ばれます。
現在の本殿はその宿魂石の岩山の上に鎮座しています。

所在地は茨城県日立市大みか町6-16-1です。

岩山の本殿へ、ちょっとした登山体験

石段の先に建つ大甕神社の拝殿

拝殿で一礼し、静かに手を合わせたあと、いよいよ本殿へ向かいます。
本殿は、拝殿裏手の岩山の上。

大甕神社の御本殿参道を示す案内板

登り口には「本殿参道」の案内が出ていて、指示に従って進むと、徐々に足元がゴツゴツしてきます。

大甕神社の本殿へ向かう岩山の参道

靴はできれば運動靴がおすすめ。
雨の日なら滑りやすいので注意が必要です。

鎖が掛けられた大甕神社の岩山参道

途中、鎖場まで現れます。ここはなかなかの難所。
運動不足の我々にはちょっとした登山のようで、息が上がりながらも笑いがこぼれます。

岩山の上に鎮座する大甕神社の本殿

登り切ると、目の前に本殿が現れます。

昭和8年に建て替えられたとのことですが、神聖な雰囲気は今も健在。
自然の中に溶け込むように佇む本殿には、凛とした空気が流れています。

縁切りの「境界石」と令和の神門

本殿をお参りしたあと、境内をぐるりと回ってみます。
どうやら我々が車を停めたのは裏手の小さな駐車場だったようで、表側には立派な神門がありました。

令和に建立された大甕神社の大きな神門

令和5年に新たに建立された神門は、木の温もりと風格をあわせ持った佇まい。

さらに巡っていると「縁切りの境界石」がありました。
社務所で祈願札を購入し、境界石に貼り、石に空いた穴を通るというもの。

境界石にはびっしりと祈願札が貼られていて、ただならぬ雰囲気。
あまりに雰囲気があったので写真は控えまして……。

自然に囲まれたその場所は、不思議と祈りの力を感じる空間でした。

帰りに社務所で妻が御朱印をいただき、次の目的地へ。

清らかな水に癒される「泉神社」へ

大甕神社をあとにして、車で約5分。
日立市水木町にある「泉神社」に立ち寄ります。

所在地は茨城県日立市水木町2-22-1です。

足を踏み入れると、すっとひんやりとした風に包まれます。

歴史と自然が融合した泉神社とは

泉神社の創建はなんと紀元前42年。
延喜式にも名を連ねる常陸国二十八社のうちのひとつで、地元の人々にとっては古くからの信仰の場です。

御祭神は天速玉姫命(あめのはやたまひめのみこと)。
水や浄化の力と関わりが深く、境内全体が清らかなエネルギーに包まれているような雰囲気があります。

名水と出会う、静かな参拝体験

立派な大鳥居をくぐって参道を進みます。

のぼり旗が並ぶ泉神社の参道

のぼり旗が風になびき、参拝者をやさしく迎えてくれます。

石鳥居越しに見た泉神社の拝殿

手水舎で手を清め、拝殿へ。

木々に囲まれた泉神社の拝殿

一礼して手を合わせると、心の中がすっと軽くなるようです。
奥へと足を進めると、拝殿の裏手に本殿があります。

龍の姿の泉龍木

拝殿から少し降りたほうへと進んでいくと、泉龍木(せんりゅうぼく)があります。

龍の姿のように見える泉神社の泉龍木

令和4年に境内の奥から発掘されたという、桜の倒木です。

境内に置かれた泉神社の泉龍木

その姿がまるで天に昇る龍のようだと信仰の対象となり、今では多くの人がその前で静かに手を合わせています。

名水百選の湧水と、弁天様

境内の一角には、平成の名水百選にも選ばれた湧水があります。
その水量は毎分1500リットルというから驚き。

透明な水が湧き出る泉神社の名水の泉

透明で澄みきったその水は、まるで時間さえも清めてくれるよう。
コポコポと湧き出る姿を見ているだけで、自然と心が落ち着きます。

泉神社の湧水のほとりに鎮座する厳島神社

その近くには、厳島神社(弁天様)も鎮座しています。
御祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)。

帰りに社務所に寄り、こちらでも妻は御朱印をいただきました。

水があることで空気が澄んでいて、清らかな雰囲気のある場所でした。

大甕神社・泉神社のアクセスと駐車場

大甕神社の所在地は、茨城県日立市大みか町6-16-1。
公式案内では、JR常磐線「大甕駅」から徒歩15分、車で10分、常磐道日立南太田インターから国道6号線を北に約10分です。

泉神社の所在地は、茨城県日立市水木町2-22-1。
公式案内では、JR常磐線「大甕駅」から徒歩15分、ひたちBRT「泉ケ森」バス停から徒歩5分、車では常磐自動車道「日立南太田IC」から4.5kmです。

泉神社は第1駐車場15台、第2駐車場約100台と案内されています。
大甕神社は本殿へ向かう岩山参道に鎖場があるので、歩きやすい靴で行くと安心です。

2社は車なら数分で移動できる距離感。
ただし、行事や混雑時は駐車場や授与所受付時間が変わることもあるため、参拝前に大甕神社公式サイト泉神社公式サイトを確認しておくと安心です。

心も体もしゃんとする、神社巡りの一日

大甕神社と泉神社。

どちらも茨城県日立市にあるにもかかわらず、それぞれに異なる空気が流れていて、歩くだけで自然と気持ちが整っていきます。

神社というのは、ただ願いを伝えるだけの場所ではなく、過去から今、そして未来へと続く人々の祈りと営みを感じる場所なんだと、あらためて思います。

忙しい日々の中で、ふと立ち止まって呼吸を整える。
そんな時間が、今の自分には必要だったんだなと、帰りの車の中でしみじみ。

自然と歴史が織りなす茨城の神社巡り。
また新たな神社を訪れてみたくなりますね。

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