釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

釣りをメインに据えた神津島への旅。先輩と過ごす、宿泊はキャンプの1週間の釣り旅だ。

目的地である神津島への移動手段に選んだのは大型客船。12時間もかかる船旅だった。
神津島への旅の第一歩。旅の始まりの期待と船で過ごす時間の不安(果たして寝れるのか、先輩が船酔を警戒していた)が入り混じったなんとも落ち着かない気分で始まることとなった。

神津島へ!大型客船での長い長い船旅

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

出航は東京竹芝。東海汽船の大型客船さるびあ丸の2等席を利用した。

神津島へ大型客船で12時間の船旅!船内設備や2等席感想など

費用感や利用した感想、船の設備などの詳しい情報については上記記事からご覧いただければ。

船に長い時間乗るのは久しぶりである。遊覧船なんかで乗ることはあっても、移動手段として利用するのは20年ほど前に母と式根島に旅行した時以来。
その時の船旅がどんなものであったかもうろ覚えで、今回の大型客船での移動がどんなものになるのか、なんとも落ち着かない気分のまま船に乗り込んだ。

狭い2等席和室と眠れない夜

神津島ではキャンプをするため、先輩・僕ともにたくさんの荷物をキャリーでひきづっていた。船の勝手が分からず四苦八苦しつつも荷物を置き、席に行ってみればこのような状態。

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

狭い。席番号が割り当てられ、銀のテープで境界線がひかれている。
黒い寝袋が先輩、緑の寝袋が僕。その隣の赤い寝袋は隣の利用者のもの。寝返りもうてない狭いスペースに正直たじろいだ。

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

寝てみようかと寝転んでみるものの、一向に寝付ける気がしない。
旅が始まった興奮と不安が影響しているのだとは思うが、寝返りをうてない束縛感と、船の揺れやエンジン音が妙に気になるのだった。

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

泥酔して大声を出す利用者がいたのも気になる。席の狭さが不服なのかずっと怒りを口にしているので、耳に入るだけでこちらも気が張るのだ。大人数が同じ場所に身を置く際には起こりうる問題か。

神津島に着いてからは釣り三昧と考えていたので、寝なくてはいけないという強迫観念もあったのかもしれない。とにもかくにも寝れないので、船内を散策することにした。

船内を散策!船旅とその後の神津島旅を想う

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

デッキに出て海を眺める。
船は東京を離れ、眩い光が徐々に遠ざかっていく。重い荷物を運んでいたことで疲れていたのか、気を張っていたのか、デッキに出て景色を見つめると気持ちがだいぶ和らいだ。

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

真っ暗な海と街の灯りの対比が美しい。普段見慣れている光も、夜の海側から眺めればまた違ったものに見える。

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

寝れないのも旅の醍醐味か、そんな風に思った。そう開き直ってしまえば、海原が広がる景色はもちろんのこと、日々潮風に吹かれ独特の色合いになった船の照明すらも味があるように見えてくる。

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

しばらくすれば街の灯りは遥か彼方、真っ黒な海だけが広がっていた。水をかき分けるように進む船が作り出す波とエンジン音だけが響く。
海は真っ暗だ。その海の真ん中でぽつんと明るくなっているこの船が異世界のように感じた。

真っ暗な海を見つめてようやく、僕の気持ちからも余計な色が消え真っさらに落ち着いた。
このあとの船旅を想う。神津島に着いてからの1週間を想う。この旅にしっかりと気持ちを入れ込めた、デッキにいることでそう思えた。

深夜の船内でカップヌードルにビール

危険防止のため、深夜はデッキへ続く扉は閉じられてしまう。仕方なく、僕らは船内で朝までの時間を過ごすこととなった。

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

深夜でもレストランは解放されていた。席に戻るよりも、ここの方がゆったりと過ごすことができる。席や地面に寝転がり、寝ている利用者もたくさんいた。

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

腹が減ったので先輩と2人でカップヌードルを啜る。旅の始まりに乾杯もしていなかったのでビールもつけた。船内には自動販売機が多数備え付けられているので、深夜でも気軽に購入できるのがありがたい。

神津島へ大型客船で12時間の船旅!船内設備や2等席感想など

海を眺めながら食べられればもっと気分も良いはずだが仕方がない。船が作り出す波の音とエンジン音をBGMに、旅情を感じつつの食事を楽しむ。

綺麗な海に特徴的な島々!陽が出てからの船旅は素晴らしい

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

結局、先輩も僕も一睡もできずに朝を迎えた。
一つ目の経由地である大島に着いたのは6時頃。天気はあいにくの曇り空だったが、真っ黒な海しか見ていなかった僕らには、陽が出てからの景色は新鮮だった。

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

ここまでくると海の色も綺麗だ。ずっと眺めていても飽くことがない。船旅の醍醐味はなんといっても海を眺められることだろう。

 

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

三角形の利島。経由する島々は特徴的な形をしていて眺めていて実に楽しい。
島に着くたびにデッキに出て、入島する人々を見送った。僕らの目指す神津島は終点だ。

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

20年ぶりの式根島もデッキから迎えた。うろ覚えではあるが、楽しい時間を過ごした記憶がある。
式根島の次がついに神津島。ここまでくると否が応でも興奮と期待感でいっぱいだ。

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

深夜はただ解放されていただけのレストランは、陽が出てから通常営業となり、カレーやオムライス・麺類などが食べられる。海を眺めながらする食事は優雅そのものだ。

腹を満たし、荷も積み直した。神津島に着くのを待つばかりである。

ついに神津島に到着!釣りキャンプが始まる

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

船の汽笛を合図にデッキに出てみると、神津島が間近に迫っていた。到着する神津島港や、キャンプ宿泊する沢尻湾キャンプ場が見える。
12時間の船旅が終わる。飛行機ならヨーロッパやアメリカにも行ける時間だ、感慨深いものがあった。

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

重い荷物を引きずり出して、神津島に足を踏み入れる。この時点では無事にたどり着けたことに心底ほっとしていた。荷物があまりに多かったので、それだけが不安だったのだ。

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

これでさるびあ丸とはしばらくお別れである。
昨晩乗り込む時は全体像が見えなかったのだが、こうやって見てみるとなんとも大きな船だ。

釣り旅で神津島へ!大型客船さるびあ丸の船旅で感じる旅情

「ようこそ神津島へ」という案内をまじまじと眺めてしまった。いよいよ、神津島での1週間の釣りキャンプが始まる。

まとめ

神津島への12時間の船旅。寝れないことでしんどい面も多々あったが、まとめてみると刺激的で楽しい船旅だった。

船旅は夜間よりも、やはり陽が出てからが楽しい。どこまでも広がっているような海と、時折見えてくる島々を眺めているだけも十分に優雅で心地の良い時間となる。その景色を眺めながら訪れた先での旅を想う。旅情を感じるにも絶好の乗り物だと感じた。

 

船旅の模様は動画でもご覧ください!

 

筆者について

筆者について


1982年、東京下町生まれ。
高校卒業後、アメリカへ留学。その後、「アートが根付いた国では絵だけで食えるのか」を確認するため、ドイツベルリンにてアート活動をおこなう。

日本に戻ってからは、コーディング・オーサリング・プログラミングなんかを経て、ウェブディレクターを肩書きにしておりました。現在は独立し、ブログやサイトの運用を軸に、ウェブサイトの企画提案からデザイン・構築まで手広く活動しております。何でも屋です。

isLog〜イズログ〜では『日々生きること自体が旅』をモットーに、日々の旅を中心に綴っています。

詳しいプロフィールはこちら


feedly

コメントを残す

*