ポケモンGOを「あえて」やらない?興味がないからやらないだけさ

ポケモンGOを「あえて」やらない?興味がないからやらないだけさ

あえて?やらなっきゃいけないの?

僕はポケモンGOに興味がない。いや、ポケモンGOの危険性なんかは気にしていたりするのだが、ゲームをプレーことにはさらさら興味がないのだ。
ポケモンはやったことがあるけれど、ポケモンGOがリリースされると知っても興奮はしなかったし……。要は僕の好みではないというだけだ。人それぞれ好みがある。ただ、それだけのことである。

ポケモンGOの関連記事がブログ界隈では目に付くが、興味がない僕は一切読むことはなかった。それがある記事のタイトルを見て「???」とハテナが頭に浮かび、思わず読んでいた。

その記事のタイトルは、

列島席巻「ポケモンGO」…を「あえてやらない」人たちの声を集めてみました

だった。

「人気だから」といって周りに合わせてやる必要があるのだろうか

列島席巻「ポケモンGO」…を「あえてやらない」人たちの声を集めてみました

こういった記事のタイトルにはある程度「釣り要素」が含まれることが多い。記事の内容には「あえてやらない」とは書かれていないかもしれない。そんな風に考えながら読み始めたのだが……。

米国で先行リリースされ大いに話題になっていたアプリ「ポケモンGO」が、2016年7月22日午前、日本でも配信開始された。リリース日はテレビ各局がアプリに熱狂する人々を取り上げていて、巷の関心度の高さがうかがえた。
そんな大人気アプリを、「あえてやらない」という人々が存在する。周囲が盛り上がる中、なぜ彼らはやらない道を選んだのか?

冒頭からこんな調子だった。
記事のターゲット層がポケモンGOのプレーヤーということなのだろうが、まるでポケモンGOは本来やるべきことでポケモンGOをやっていないのはおかしいというような書き手の意識を感じる。この手の「流行りもの」がでてくると人集めに煽り記事が書かれることは少なくないが、この記事の書き手や編集者は根本的に大きな勘違いをしている。
人気がある=やっていて当然」は成り立たない。

人気があるからってやっていて当然って単なる同調圧力でしょう

人気があって周りもやっていることだから君もやっているよね、という意識は同調圧力でしかない。皆が良いと言っているものは自分にとっても良いという、自分で物の価値を決められないというだけの安易な判断。
人生に大きく影響のあることであれば意味合いは変わるだろうし、考えるべき内容も重要度も違ってくるとは思う。しかし、ポケモンGOはゲームでしかない。時間の浪費の仕方なんか人に言われたくもないし、言いたくもない。やりたい人はやればいいし、やりたくない人はやらなければいい。それだけのことだろう。

なかには、記事に書かれている通りに「あえてやらない」という人もいるのかもしれない。

このほか、ツイッターでも
「ダウンロードしちゃうとハマりすぎそうで恐いからあえてやらない」
「興味あるけど、みんなやってると冷静になっちゃってあえてやらない」
「皆ポケモンGoしてるから私あえてやらない 何故ならやってる人にぶつかられて謝らずにポケモン続けやがったことにイライラしたからだ!!!!」
「あえてやらない自分w正直言うと通信制限きそうだからですww」
など、様々な「あえてやらない」理由が書き込まれている。
引用元:http://www.j-cast.com/trend/2016/07/26273426.html?p=2

記事内でもこのように「あえてやらない」人の例とやらが書かれている。

確かに2つめくらいまでは、ゲームには興味があるがあえてやっていない人の意見かもしれない。しかしだ。3つ目の例なんかは「あえて」というよりは、「やりたくないからやっていない」だけだろう。
そして、この「やってる人にぶつかられて謝らずにポケモン続けやがったことにイライラした」という意見には、ポケモンGOがゲームをやっていない人にも話題として取り上げられている理由が含まれていると思う。

現実世界が舞台になることでゲームをやらない人にも影響が及んでしまう問題

「やってる人にぶつかられて謝らずにポケモン続けやがったことにイライラした」という意見と同様に、僕も道を歩いていて自転車に乗ったポケモンGOのプレーヤーと衝突しかけた経験がある。
ポケモンGOのリリース当日の夜のことだ。公園近くの狭い道を歩いているとき、自転車に乗った中年の男性が角を曲がってふらふら運転で僕のほうに向かってきた。寸前で男性が僕に気付いたのと、僕が避けたことでカゴに肘を軽く擦ったくらいだったので大事にはならなかった。男性の手にはスマホ。画面にはポケモンGOが表示されていた。

たかがゲームの話、前述の通り「やりたい人はやればいいし、やりたくない人はやらなければいい」ことだ。しかし、ポケモンGOは現実世界を舞台としたゲームだ。現実世界にいる人間には、影響が起こりうるものと捉えたほうがいい。ポケモンGOをやっていない、さらにはポケモンGOを知らない人にも、プレーヤーの動き次第では危害が加わる可能性がある。

ポケモンGOの話題がでてきた時点で、なにかしら問題が起こるであろうことは想像に難しくなかった。

運転中ポケモン、406件摘発=配信6日間、事故集計ミスも-警察庁

Ingressとは違い、ポケモンという取っ付きやすいものが題材になっているので広まるのも納得できる。だからこそ、プレーヤーには社会のルールはわきまえてもらいたい。
ポケモンGOは人気がある、だから周りもやっていて当然。やっていない人は「あえてやらない」だけ。そんな風には、間違っても考えて欲しくないのだ。

 

筆者について

筆者について


1982年、東京下町生まれ。
高校卒業後、アメリカへ留学。その後、「アートが根付いた国では絵だけで食えるのか」を確認するため、ドイツベルリンにてアート活動をおこなう。

日本に戻ってからは、コーディング・オーサリング・プログラミングなんかを経て、ウェブディレクターを肩書きにしておりました。現在は独立し、ブログやサイトの運用を軸に、ウェブサイトの企画提案からデザイン・構築まで手広く活動しております。何でも屋です。

isLog〜イズログ〜では『日々生きること自体が旅』をモットーに、日々の旅を中心に綴っています。

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