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千駄木の銭湯『ふくの湯』大黒天の湯と弁財天の湯に浸かる至福の時間

千駄木の銭湯『ふくの湯』大黒天の湯と弁財天の湯に浸かる至福の時間 旅行記
旅行記温泉・銭湯
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文京区千駄木の『ふくの湯』。
リニューアルされた綺麗な銭湯なのですが、どこか昔の風情も感じる”縁起の良さそうな”銭湯でございました。

時折湧いてくる欲求。でっかい風呂に浸かりてぇ。

千駄木の銭湯『ふくの湯』大黒天の湯と弁財天の湯に浸かる至福の時間
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そんな欲求がでてくると、妻と2人自転車で行ける範囲の明神の湯というスーパー銭湯に行くのです。

ゴールデンウィークの取っ掛かりにそんな欲求が湧いてきたのですが、明神の湯は混みそう……。
若干躊躇したときに思い浮かんだのが、以前千駄木を散歩していたときに前を通りかかって気になっていた、銭湯でした。

「ご利益気分の銭湯」大黒天の湯と弁財天の湯

次の日、さっそくタオルを持って妻と2人で千駄木へ。
銭湯に行くのに電車を使うのは初めてかもしれません。

千駄木の銭湯『ふくの湯』大黒天の湯と弁財天の湯に浸かる至福の時間

東京メトロ南北線の本駒込駅が最寄りになります。
以前、根津神社から千駄木方面を散歩していて『ふくの湯』を見かけたのでした。それからずっと気になっていたのです。

千駄木の銭湯『ふくの湯』大黒天の湯と弁財天の湯に浸かる至福の時間

そこからGoogleマップ先生に教えていただきながら歩いていきます。
この辺りはみなさん緑をたくさん植えているので歩いていて気持ちがいい。

千駄木の銭湯『ふくの湯』大黒天の湯と弁財天の湯に浸かる至福の時間

セブンイレブンやファミリーマートがある通り沿いに『ふくの湯』はあります。

千駄木の銭湯『ふくの湯』大黒天の湯と弁財天の湯に浸かる至福の時間

『ふくの湯』です。
本駒込駅から徒歩5分ほどだったでしょうか。

千駄木の銭湯『ふくの湯』大黒天の湯と弁財天の湯に浸かる至福の時間

まず気になるのは外観です。
新しくおしゃれな感じがありつつ、どことなく伝統を感じる佇まい。
それもそのはず、この銭湯の開業は昭和47年。平成23年にリニューアルしたそうです。

千駄木の銭湯『ふくの湯』大黒天の湯と弁財天の湯に浸かる至福の時間

平日は11時から営業のようですが、この日は祝日。土日祝日は8時からということで、9時には着きました。
空いている間に朝風呂をいただいちゃおう、という魂胆です。

千駄木の銭湯『ふくの湯』大黒天の湯と弁財天の湯に浸かる至福の時間

外観も階段・扉なども木で統一されていて落ち着いた雰囲気があります。

千駄木の銭湯『ふくの湯』大黒天の湯と弁財天の湯に浸かる至福の時間

銭湯に通っていた子供の頃の感覚とは価格がやはり違いますね。
「大人 2人」を購入してフロントへ。

千駄木の銭湯『ふくの湯』大黒天の湯と弁財天の湯に浸かる至福の時間

券をフロントに出すと、にこやかなおかあさんが対応してくれます。妻と大体の出る時間を決めて男湯へと歩を進めます。

千駄木の銭湯『ふくの湯』大黒天の湯と弁財天の湯に浸かる至福の時間

「大黒天の湯」とあります。
こちらの銭湯では1週間ごとに男湯と女湯が入れ替わるようで、「大黒天の湯」と「弁財天の湯」があるようです。

この日の男湯は「大黒天の湯」。どんな風呂なのか楽しみにしつつ、いざ、中へ。

大黒天の湯

脱衣所はそれほど大きくありません。が、抜けのある気持ちの良いレイアウトでした。どうやら店内は風水の理論を参考にコーディネートされているようですよ。
ロッカーの番号が「いろは順」になっております。「ろ」に脱いだ服をいれ、タオルを一枚持ち、風呂場へ。

風呂場に入り、風呂椅子に腰掛け周りを見渡します。
赤富士に大黒天の絵が……と、雰囲気を伝えたいと思いつつも写真は当然撮れず……。そんなことを考えていたのですが、インドアビューがありましたので下記からどうぞ。画像を拡大したり、矢印をクリックすることで進みたい方向に進めます。

「大黒天の湯」では、浴槽の上に赤富士が描かれています。また、男湯と女湯を遮る壁に描かれているのは、大黒天と七福神が乗る船。
風呂は、通常のものに加えて、泡風呂とジェットバス・人工ラドン温泉があります。

先客は3名。軽く身体を流して、さっそく通常湯へ。
ん、思っていたより熱くない。温度計を見てみると41度をさしていました。営業開始すぐということもあり、熱い湯を想像していましたが、これはゆっくり浸かれそうでありがたい。

銭湯にくると、まず通常の湯に入って、その後身体を洗って、次はどの湯に入ろうか選んで入りつつ、場に慣れてきた頭で内装や他のお客さんを眺めてみたり……。
この手順、居酒屋に行ったときに似ているな、といつも思うのです。
とりあえずのビールから、つまみを食って、次の酒に悩みつつ頼んで、内装や他のお客さんを眺めてみたり。
銭湯であれば「湯を楽しみにきた人」、居酒屋であれば「酒(肴)を楽しみにきた人」という同じものを楽しみにきた人が集まるから、空気感がその方向で楽しい感じになるのだろうな、と。

泡風呂に浸かりながら思い出していたのは、幼き頃のこと。小学生低学年のころ、自宅に風呂がありながらも毎週一回銭湯に行っていました。
銭湯に毎日通う友人と、週一回だけ一緒に風呂に入っていたのです。

着替えと、銭湯代と銭湯上がりのジュース代だけ持って行く、実家近くの銭湯。

銭湯に行ったことのなかった僕は、最初はその友人や常連のおじいさんにたびたび怒られたものでした。考えてみれば、マナーみたいなものを、僕はあのときにも教わっていたのだなぁ、と。
孤独のグルメの久住昌之さん原案『昼のセント酒』がドラマ化されていたので最近観たのですが(観た理由は大好きなチームナックスの戸次重幸さんが主演だったからですが)、そのなかでも銭湯内ではしゃぐ若者を叱る大人の姿が描かれていました。
そうそう、銭湯に響き渡る声でおじいさんに怒鳴られた、僕も。

その銭湯はもうないですが、その前を通ると思い出すのは、湯加減や風呂の内容ではなく、友人やそのおじいさんのことなのですよね。
良いコミュニケーションだったと、思う。

弁財天の湯

さてさて、今回女湯だった「弁財天の湯」はこのような内装でした。

「大黒天の湯」と違い、浴槽の上に描かれているのは青富士。また、壁に描かれているのも大黒天ではなく、弁財天になっています。
また、風呂も陶製つぼ湯に薬湯があります。

「大黒天の湯」は黒タイルが主でしたが、弁財天がテーマになっていることもありタイルは赤と白のタイルで女性的に統一されています。

薬湯、ぜひともはいってみたいなぁ。

まとめ

いやはや、良き湯でした。

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風呂上がりはやっぱりこれですね。カウンター横のベンチに座り、一気飲みです。
十分に水分補給して入ったものの、1時間半もいたので身体が水分を欲しておりました。

「いい湯でした〜!」とカウンターのおかあさんに声をかけて外にでます。

千駄木の銭湯『ふくの湯』大黒天の湯と弁財天の湯に浸かる至福の時間

銭湯の下はコインランドリーになっています。湯だけでなく雰囲気も好きだなぁ、この銭湯。

千駄木の銭湯『ふくの湯』大黒天の湯と弁財天の湯に浸かる至福の時間

5/3〜5/5は菖蒲湯のようです。「暑い夏を丈夫に過ごすことができる」といわれている菖蒲湯に浸かってGW中に英気を養ってはいかがでしょう。

どこか昔の風情も感じる”縁起の良さそうな”銭湯『ふくの湯』。
おすすめです。


ふくの湯

■住所
〒102-0091 東京都文京区千駄木5-41-5

■営業時間
11:00〜24:00(平日)
8:00〜24:00(土日祝)

■定休日
年中無休


 

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