釣った魚は手作り干物に!塩干し・みりん干し・ウイスキー干し

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ベラにアジ・メバル・グレ・ソイ・アイナメ・ギンポ・キス・ハゼ……。
釣った魚をひらいて漬けて干して、塩干しやみりん干し・ウイスキー干しにして、最後は炭火で焼いていただく幸せ。

前回の記事で千葉内房への釣行について綴りました。

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僕は「食べるまでが釣り」と考えているので、いつもは釣ったその日に調理するのですが、今回は釣りに熱中してしまい帰りが遅くなったので、翌日の調理となりました。

今回は干物一択。

いつもは相棒の友人(ヤカン)と捌くので早いのですが、今回は翌日ということもあり一人で黙々と魚を捌きます。

釣り翌日のぼーっとした頭で、日曜の午前中の時間を大胆に使っての作業となりました。

五目釣りの醍醐味 色々な魚を干物にして味わおう

今回の釣果も、いつもながら様々な種類となりました。

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ベラ(キュウセン)を中心に、アジ・メバル・グレ・ソイ・アイナメ・ギンポ・キス・ハゼといったメンツです。
カワハギなんかも釣れましたが、小さいものはリリースしました。

ベラが多い!と言われそうですが、ベラはおいしい魚なのです。

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絶品!ギンポの天ぷら!メバル・カサゴ・ベラの刺身と共に食す

今回は干物にしますが、ギンポは天ぷらが絶品です。
見た目は良くないですが、最近では釣り人しかほとんど食べられないレアな魚なんですよ。

前述通り、今回はすべて干物にします。

干物にしたことが無い魚も多いので楽しみです。

干物作りの手順としては、

  • 捌く(ひらく)
  • 漬ける
  • 干す

となります。

まずは魚を捌く(ひらく)

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何はともあれ、魚を捌いていきます。

ひらき方に知識があるわけでは無いので、全て腹開きにします。

手順としては、

  1. エラをとる
  2. 腹に切れ目をいれて内臓をとる
  3. 腹から中骨に沿って包丁をいれ、尾の方まで切れ目をいれる(一度に背まで包丁をいれようとせず、少しずつ深く切っていきます)
  4. 頭側の腹から包丁をいれ、半分に切れ目をいれる

といった形です。

途中段階の写真は載せません。
下手なので。

ひらくことができたら、残った内臓などの汚れを水で落とします(塩水で洗うことで旨味が水に溶けてしまわないと聞きます)。
また、血が残っている箇所を指や歯ブラシでこすって血を落とします。

ひらいた魚を漬ける

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魚を全てひらくことができたら、次は『漬ける』作業になります。
色々試せるのでこの工程は楽しいものになります。

干物には通常の塩水に浸け込んだ塩干しの他にも、みりん干しなど調味料に漬けるものもあります。

今回は塩干しに加え、みりん干しとウイスキー干しも作ってみます。
ウイスキー干しは我が家で人気の干物で、以前も何度か作っています。

塩干し

塩水を用意してその中にひらいた魚を漬けます。

海水と同じくらいの濃度(水に対して塩5%ほど)とよく聞きます。
5%だとうすく感じるので、僕は8〜10%ほど(目分量)にしています。
漬け時間は30分程度と聞きますが、僕は1時間ほど漬けてしまいます。

みりん干し

みりん・醤油を1対1の割合で合わせ、酒を少々加えて漬けタレとしました。
漬け時間は今回他に合わせて1時間としました。

結果から言うと、通常の干物感が残って良かったですが、みりんの風味を楽しむのであれば長く漬けたほうが良さそうです。

ウイスキー干し

醤油・ウイスキーを8対2の割合で合わせます。
漬け時間は同じく1時間。
こちらはしっかりと浸かるので1時間が丁度良いです。

みりん干しやウイスキー干しなどの調味料に漬けるものは、ビニール袋などにいれて漬けると調味料が少なくて済みます。

漬け終えたら、クッキングペーパーなどで水気をとって、後は干すだけとなります。

漬けた終えた魚を干す

漬けるところまで完了したら、後は干すだけです。

以前は一夜干しにしましたが、今回は天日干しにします。

千葉県の内房への釣行!釣った魚を一夜干しにして七輪でいただく

よく風の通る場所(我が家ではベランダ)に干し網にいれて干します。

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干し網をかけるだけで一気に海沿い感が漂いますね。
磯っぽい魚の匂いがしてくると本当に海が近くにいるような気分になります。

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干し網はホームセンターや釣り具屋で購入できます。

夏など暖かい時期は魚が傷んでしまったりと扱いが難しいため、気温が低くなってからが干物作りはやりやすくなります(この時は11月下旬)。

時折様子を見つつ、水分が抜けて身にしわが寄ってきて、表面を指で押して跡が付くようになったら完成となります。

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この日は8時間干しました。

干す日の天候や気温などによって、干す時間は変わってきます。
数時間干した跡は、こまめに様子を見るようにしましょう。

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みりん干しやウイスキー干しは照りが出て、綺麗な飴色になります。

早く食べたいところですが、炭火で焼きたいので後日いただくことにします。

作った干物の保管方法

作った干物はひとつひとつラップでくるんで保管しましょう。

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早めにいただいたほうが良いですが、冷蔵では一週間ほど、冷凍なら2〜3週間が目安です。

今回は友人の分も干物にしたため、それぞれラップでくるんで渡しました。

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妻が、干物が入っているとは思えないようなかわいい包装してくれました。

干物を炭火で焼いて食す

せっかく手作りした干物。
是非とも炭火で焼いていただきたいところです。

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ということで、重宝している七輪に活躍してもらうことにします。

炭の準備が整ったら、干物を身から焼いていきます。

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海腹川背(うみはらかわせ)
「川は皮から海は身から」といって、川魚は皮から焼いて海の魚は身から焼いた方が良い、という昔からの知恵になります。

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焼き始めるとすぐに油が滴ってきます。
炭に油が落ちる音と、その香りが食欲をそそります。

焦げ付いていないか様子を見つつ、皮が破けるなどし始めたら、ひっくり返して皮側を焼きます。
こちらは身を焼くよりも短い時間で、小さい魚なら炙る程度で良いかと思います。

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焼き上がりです。

結局少し焦がしましたが、美味しそうです。
干物は焼きたてに限りますので、焼いたらすぐいただきましょう。

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今回はいろいろな魚を干物にしましたが、どの魚も美味でした。

それぞれの魚の持つ味わいが凝縮されて強く感じられるので、淡白な魚でも味に深みがでています。
ベラは鯛のような味わいになり、ハゼは独特の旨味をよりはっきりと感じさせてくれます。

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また、今回もやはり一番人気はウイスキー干しでした。

ウイスキーの香りが干物の香りと相まってなんとも言えない風味となっています。
アルコールは抜けるので、お酒が飲めない方(妻は下戸です)も美味しくいただけます。
みりん干しはもっと長い時間つけた方が良いことがわかりました。

これはこれで塩干しとの中間のようで美味しかったですが、次回は長時間漬けてみようと思います。
釣りをして、干物にして、それを炭火で焼いていただく。

なんと幸せな」と思いながらの食事になりました。

まとめ

今回は我が家の愛猫、大五郎にもプレゼントを用意しました。

ベラの干物、塩漬け抜きバージョンです。

焼いたものを冷ましながらあげてみると……。

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匂いを嗅いで。

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食べました!

普段キャットフードしか食べない大五郎がむしゃむしゃ食べてくれて嬉しい限り。

猫にも美味しい手作り干物。

皆様も魚が多く釣れた時などに試してみてはいかがでしょう。
おすすめです。

筆者について

筆者について


1982年、東京下町生まれ。
高校卒業後、アメリカへ留学。その後、「アートが根付いた国では絵だけで食えるのか」を確認するため、ドイツベルリンにてアート活動をおこなう。

日本に戻ってからは、コーディング・オーサリング・プログラミングなんかを経て、ウェブディレクターを肩書きにしておりました。現在は独立し、ブログやサイトの運用を軸に、ウェブサイトの企画提案からデザイン・構築まで手広く活動しております。何でも屋です。

isLog〜イズログ〜では『日々生きること自体が旅』をモットーに、日々の旅を中心に綴っています。

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