10年に一度!ドクメンタとミュンスター彫刻…が来年同時開催!前回の写真を貼ってみる

ドイツで開催される大規模なアートイベント、ドクメンタミュンスター彫刻プロジェクトの同時開催がいよいよ来年に迫っている。

ドクメンタ(documenta)は5年おき。
ミュンスター彫刻プロジェクト(Skulptur.Projekte)はミュンスターで10年に1度。
周期が重なっていることで10年に1度同時開催となるため、その年はアートを満喫するのには絶好の機会となる。その同時開催が来年、2017年。

僕もその絶好の同時開催の周期に合わせて、9年前の夏に両イベントに訪れていた。来年同時開催というタイミングでもあるので、その時のことを写真で振り返ってみようと思う。

2007年にドイツカッセルでおこなわれたドクメンタ12(documenta12)

2007年、当時僕はベルリンにいた。アート活動をしつつ、ベルリンで出会った友人たちと過ごした刺激的な時間。

クレイジー同居人との生活 奔放に生きることの苦しさ

そんな中、友人からドクメンタとミュンスター彫刻プロジェクトが同時開催されていることを聞いた。

ドクメンタ(documenta)はヘッセン州の小さな古都カッセルで5年におきに行われており、ミュンスター彫刻プロジェクト(Skulptur.Projekte)はノルトライン=ヴェストファーレン州の都市ミュンスター(Münster)で10年に1度おこなわれている。

生きている間にもそう何回と訪れることのない機会、僕はその2つのイベントが行なわれているドイツの西側へと向かうことにした。

ドクメンタが開催されているヘッセン州カッセル(Kassel)へ

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僕がいたベルリンはドイツの東側にあるので、西側までは列車での長旅となる。

ドクメンタ→ミュンスター彫刻プロジェクトと訪れることにしたので、まずはドクメンタが行なわれているカッセルへと向かった。

【手記】ジャーマンレイルパスを利用してドイツ各地を巡ったときのコト

確かジャーマンレイルパスを購入して移動した。有効期間内であれば距離に関係なく何度でも高速列車に乗ることのできる、便利なチケットだ。

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長旅と言っても4時間弱ほどの移動だったと思う。ドイツの田舎風景を見ているのが僕は好きなので、電車旅はむしろ好物である。

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カッセルに着いた頃にはすでに夜になっていた。現地のレストランに入り、揚げ物だらけの食事を平らげる。
ドイツといえばビール。地方に行けばその土地のビールがあるため存分に楽しめる。

ドクメンタ12(documenta12)へ

翌日の朝からドクメンタを巡ることとした。とにかく大規模なため、時間には余裕をもって臨む必要がある。

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1955年以来5年おきに行われており、この時のドクメンタは第12回目でドクメンタ12(documenta12)という表記だった。

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毎回、基本的には1人のディレクターがテーマと作家の選定を一任される。この回はロゲール=マルティン・ビュルゲル。

テーマは下記。

・近代は我々の古代/過去か
・グローバリゼーションの中での剥き出しの生とはなにか
・美術の教育において我々は何をなすべきか

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舞台となっているカッセルは小さな古都だ。その街の美術館や特設会場に大量の作品が展示されている。参加したアーティストは114人。

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開催期間は2007年6月16日から9月23日。来場者数は754,301人にのぼったそうだ。なお、回を重ねるたびに来場者数は増えている。

アートに囲まれアート浸る

ここからは主に作品に触れることになるが、文章ではなく、当時撮影していた写真メインで進めていく。写真から雰囲気を感じてもらえたら嬉しい。
もう10年前のこと。どういう順番で巡ったかもあやふやなので、撮影時間に沿って貼っていく。

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当時話題になっていたので、この作品だけ先に紹介しておこうと思う。中国のアーティスト、艾未未(アイ・ウェイウェイ)が古い民家のドアで作った作品だ。

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一目見て崩れてないか?という印象を持つこの作品、実は開催当時はちゃんと建っていた。しかし、開催一週間で崩れてしまったのだ。修復せずにそのままなわけだが、わずか数日しか真の姿を見せていないところに魅力を感じる。

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会場のあちらこちらで見かけた椅子は艾未未(アイ・ウェイウェイ)のプロジェクトによるもの。1001人の中国人をカッセルに招待し、異文化理解や個の確立を行うきっかけを提供するというものだ。

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Documenta Halle。トークセッションなども行われていた。

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印象的だった台湾の曾御欽(ゼン・ユーチン)の作品。子供が顔面にヨーグルトをかけられて笑っている映像がひたすら流れる。どうしてもセクシャルなイメージを受ける。無邪気な(ように見える)子供達の笑顔に心をかき乱されるようだった。

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これまでのメイン会場から路面電車で30分ほど離れたところにも会場がある。

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ヴィルヘルムヘーフェ城美術館だ。18世紀頃の城跡を美術館として使用している。

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ドクメンタ12での写真は以上となる。この何倍も写真はあったのだが、適当に抜粋してここに貼った。

…作品についてほとんど感想を書いていないわけだが、”グローバリズムや現代美術市場の加熱に対するアンチテーゼとなる作品が目立つ”と言われていたように、決して華やかなものではなく、意図や背景が気になる、考えさせる作品が多かった。

とはいえ、これはドクメンタ12での僕の感想で、別のドクメンタではディレクターが異なるので全く違うものなのだろう。

ドクメンタを堪能した後はミュンスター彫刻プロジェクトに向かったわけだが、こちらも写真が多いため、次の記事で触れることにする。

来年2017年の開催情報については公式サイトを参考に。6/10より開催される予定。

documenta 14

skulptur projekte

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筆者について

筆者について


1982年、東京下町生まれ。
高校卒業後、アメリカへ留学。その後、「アートが根付いた国では絵だけで食えるのか」を確認するため、ドイツベルリンにてアート活動をおこなう。

日本に戻ってからは、コーディング・オーサリング・プログラミングなんかを経て、ウェブディレクターを肩書きにしておりました。現在は独立し、ブログやサイトの運用を軸に、ウェブサイトの企画提案からデザイン・構築まで手広く活動しております。何でも屋です。

isLog〜イズログ〜では『日々生きること自体が旅』をモットーに、日々の旅を中心に綴っています。

詳しいプロフィールはこちら


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コメント

  1. kame710 より:

    こんにちわ。
    驚くしかない私です。
    ishikawaさん、スゴイですね。
    ちょっと私にはむずかし過ぎるというか、感覚がついていけません。
    何も書けなくてゴメンなさい。

  2. islog より:

    id:kame710 さん
    こんにちは。
    確かに、難しいですよね。僕もわからないものばかりですw
    自分にはない、もしくは人には見せずに隠している素に近い部分の意見や美意識的なものを、こういった作品では見れたりします。人が作っているものなので当たり前ですが、人間らしくてこういった表現が僕は好きなのだと思います。

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