【飼い猫日記】ぼくは大五郎 内弁慶なヅラ猫さ

家猫の世界は家の中
走ったらすぐに行き止まり

窓に鼻を向けてみると
不思議な匂いで満ち溢れてる

怖いのかな
楽しいのかな
踏んだことのない土の上

家猫の世界は家の中
走ったらすぐに行き止まり

ぼくは大五郎

小さな頃に道端で拾われて、その後今の家に来たんだ。

ぼくは家猫ってやつだ。
家の中がぼくのテリトリー。

だから、家の中ではぼくが王様なんだ。

いつものんびりゆったり過ごしてる。

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家の中での生活

家ではかーちゃんがいつも世話してくれる。
だから寝るときも話しかけるときもかーちゃんのそばにいるんだ。

とーちゃんは決まって無理やりすりすりしてくるから、あんまり近くにいないようにしてる。

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それでも触ってくるからその時は噛んでやるの。

男には戦わなくちゃいけないときがあるんだ

こんな感じで、家の中では時々戦いつつも楽しく過ごしてるんだよ。

内弁慶ってしょっちゅう言われる

家の中でのほほんと過ごしている僕。

でもぼくにだって興奮するときがある。
それは、家の外に猫を見つけたときだ。

家の外に猫を見つけると、ぼくは興奮して家の中を走り回る。

もう、気持ちが抑えられないんだよ。

1階2階を走り回って、全部の窓からチェックする。

そんでね、かーちゃんに報告するんだ。
大きい声で鳴いてかーちゃんに猫がいることを知らせるの。

でも外の猫にはあんまり声をかけられない。
怖いんだ。

その姿を見てかーちゃん達は、僕のことを内弁慶って言うんだよ。

夜中の一人旅

そんな自分が嫌だった。
僕だってもう大人の男だから、外だって怖くないんだ。

ある夜、家の中をパトロールしていたら、玄関の鍵があいていることに気付いた。

怖い気持ちもあったけど、僕は思い切って引き戸を開けて外に出てみた。
外の世界に触れてみたかったんだ。

家の周りをパトロールしてみる。

いろんな匂いがする。
ぼくの家の周りは猫の通り道になっているんだ。

真っ暗なのに
色取り取りの風が吹いた。

しばらく外で遊んで、家の中に戻った。

朝、開いている引き戸を見て、かーちゃんが驚いていたよ。
ぼくは、外の世界を知ったんだよ。

外の世界にまた出よう

それからというもの、ぼくは玄関の引き戸を開けてもらおうとカリカリしてアピールした。
だけど、外には出してもらえなかったんだ。

かーちゃんたちは、ぼくが怪我するのが怖いんだって。
外ではいつも猫が喧嘩しているからね。

それでも外に出たそうにしている僕を見兼ねて、かーちゃんがこんなの買ってきた。

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胸のところに「西瓜」って書いてあるんだよ。
これつけて一緒に外にでようって。

でもね、いざ玄関まで行くと怖くて腰が引けたんだ。

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マジで行くの!?」って表情になっちゃった。

それでも勇気を出して家の庭まで行ってみたんだ。

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暗かったけど、匂いのするほうに進んでみた。

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結局、玄関の前が一番落ち着いたよ。

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正直怖くてほふく前進しかできなかった。

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もう、家に入ろうよ
男には休息も必要なんだ。

家猫の世界は家の中
走ったらすぐに行き止まり

窓に鼻を向けてみると
不思議な匂いで満ち溢れてる

怖いのかな
楽しいのかな
踏んだことのない土の上

家猫の世界は家の中
走ったらすぐに行き止まり

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筆者について

筆者について


1982年、東京下町生まれ。
高校卒業後、アメリカへ留学。その後、「アートが根付いた国では絵だけで食えるのか」を確認するため、ドイツベルリンにてアート活動をおこなう。

日本に戻ってからは、コーディング・オーサリング・プログラミングなんかを経て、ウェブディレクターを肩書きにしておりました。現在は独立し、ブログやサイトの運用を軸に、ウェブサイトの企画提案からデザイン・構築まで手広く活動しております。何でも屋です。

isLog〜イズログ〜では『日々生きること自体が旅』をモットーに、日々の旅を中心に綴っています。

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